ハルキ文庫<br> 引っ越し大名三千里

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ハルキ文庫
引っ越し大名三千里

  • 著者名:土橋章宏【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 角川春樹事務所(2019/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758440011

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内容説明

2019年8月30日、映画全国公開決定!! 主演:星野源 国替えという超難関プロジェクトに挑む、痛快時代小説がついに映画化!!徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に七度の国替えをさせられ、付いた渾名が「引っ越し大名」という不運の君主・松平直矩。またもや幕府から国替えを命じられたものの、度重なる激務によって亡くなった「引っ越し奉行」の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介だった。「人無し・金無し・経験無し」の最悪の状況で、果たして姫路播磨から豊後日田への国替えは成功するのか? 上司からの無茶振りに右往左往する武士たちをコミカルに描き、時代劇に新風を吹き込んだ新鋭が描く傑作時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mapion

374
生涯に七度の国替えに遭った松平直矩は実在の人物。姫路から国替えになるときのこと。引き籠るように書庫番を勤め、かたつむりと揶揄されていた片桐春之介は、受け手のいない引っ越し奉行に任命される。引っ越し費用は藩持ち、そのうえ減封でリストラも止むなしとなっては差配の難しさは並大抵のものでない。春之助は書庫の書籍類で必死に学び、上役の協力を引き出し見事にことを成し遂げる。その過程で駄目侍だった春之助が随分と成長し、読んでいて気持がよい。その後も国替えは続くが、物語として気持ちの良い終わり方で収めている。2026/04/25

三代目 びあだいまおう

311
軽く読めて実に痛快❗江戸時代の参勤交代は多額の費用を使わせて諸藩の力を削ぎ幕府に楯突こうとさせない奇策だが、藩の転封となればその規模が全く違う!今なら県庁市区村庁全ての公務員家族とその設備・機能等引っくるめての引っ越しだ!昔の些細な恨みを忘れぬ幕府要人柳沢吉保は松平家に熾烈な国替を何度も命じる!引っ越し担当に推されたのは怠け者の人嫌い春之介!書庫に引きこもる無能の輩。息子の出世を喜ぶ母の為、藩の人々の為覚悟を決める!展開早く、策と度胸が清々しい。最後まで抜けてる春之介をいつしか応援してる痛快時代劇‼️🙇2019/09/29

海猫

303
現代で言うところの「引きこもりでオタク」な侍が主人公。大役を押し付けられて意外な才能を発揮、成長していく様は読みやすく程よくユーモアがあって楽しい。また数々の難関をクリアしていく展開は痛快。欲を言えば、深みがない。主人公以外の人物の描き込みはあっさりすぎるし、重厚な人間ドラマになりそうなところはすっ飛ばしてしまう。終盤はダイジェストめいている。しかしあえて書き込まないことで、ライトなエンターテイメントとしてスッキリ。気持ちのいいハッピーエンドを迎えられると言えよう。これも映画化すると面白いかもねー。2016/05/19

しんごろ

301
国替えでお引っ越しをする話!あいかわらず文章も読みやすく、テンポも良く自然とページをめくる手も早くなりました(^^;)春之介の成長する姿にも感激しますが、2度目の帰農した武士を仕官に戻すシーンには、思わずウルルとしちゃいました(T_T)とにかく面白かった!BGMにはGACKTで♪(^^)2016/06/25

やま

224
引っ越し大名三千里 2016.05発行。字の大きさは…小。 江戸時代に8回も国替えをさせられた大名がいたのを始めて知りました。 それも、親藩・越前松平家がとビックリしています。 片桐春之介が如何にして姫路(15万石)から豊後日田(7万石)へ引っ越しして行くか。 そして、その後、出羽山形(10万石)、陸奥白河(15万石)への引っ越しを指揮して行きます。 妻・於蘭がいいですね。 私はこういう女性が好きです(笑)。 なお余談ですが豊後日田というと、私は、すぐ坂崎磐音を思います。これは、私だけでしょうか(笑)。2019/11/09

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