マスターからの手紙~超訳『老子道徳経』~

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マスターからの手紙~超訳『老子道徳経』~

  • 著者名:雲黒斎【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 小学館(2019/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093886925

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内容説明

過去も未来も手放せば、愛と安堵だけが残る。

 人の幸せの本質を伝える言葉として長い間語り継がれている老子経。何度も多くの訳者・作家の筆によって書籍化されているが、その難解さから、真髄に迫るものはない、とも言われてきた。
 新時代のスピリチュアリストとして独特な言葉を紡ぐ雲黒斎が、老子の言葉を現代語で「超訳」してみると、いまを生きる私たちの苦しみを癒やす力に充ち満ちていた……。

 無知を知ること、慈愛を持つこと、争わないこと、安心して生きること。
 「解釈の現実」ではなく、「あるがままの現実」を生きること。

 そして、「過去」も「未来」も手放せば、「いまここ」にやすらぐことができる。

 いまだ正体の知れない「老子」と呼ばれる人物=“マスター”からの珠玉の教えが、老子訳史上最高に優しい言葉で、真の幸せの意味を気づかせてくれる。


(本作は2016年刊行の同著者『ラブ、安堵、ピース』を再編集した作品です)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

江口 浩平@教育委員会

25
【東洋思想】「老子」にチャレンジしたものの、原典では読み進められなかったため手に取った一冊。手紙の形式で思想のエッセンスのみを抽出しているため、読みづらさは感じなかったところが良かった。その反面、やはり原典にあたらなければならないだろうなぁとも感じる。「心にどんな反応が現れているかを観察すると、行動に移る前のワンクッションができてくる。すると振る舞いは無自覚な反射的行動から、的確な対応へと代わっていく」というフレーズが、草薙龍瞬「反応しない練習」に通じるものがあり、老子思想からきているのかと再確認。2019/04/27

coldsurgeon

4
「老子道徳経」の一つの解釈を平易に示した書。老子の無為自然の勧めは、自然に生きよ、という勧めに他ならない。無理をしない、背伸びをしない、これは、自分に相応しい努力をせよ、という事に他ならない。作為技巧を弄する様な不自然なものは長続きしないという事である。老子のこの<自然>という言葉の使い方は、<自ずからそうで有る事・もの>の意味である。私利私欲に捕らわれない無為自然の生き方をしてみたいが、普通我々は全く逆の生き方をしている。全ての事において、自分の利害得失、損得勘定をしてしまうのが人間の常であるから。2019/05/13

さぼてん

1
へりくだること、しなやかであること、足るを知るということ、黒衣に徹すること、変革を受け入れるということ。「こうありたい」と思う態度がたくさんありました。でも、すぐに忘れてしまうし、中々出来ないこと。折に触れ思いだし、積み重ねながら生きていきたいと思います。2021/06/12

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