内容説明
「新・人類進化史」シリーズ第3弾。人生・組織・文明の進路を大きく変える、生涯に一度あるかないかという重要な意思決定のモデルとなる、世界の社会的歴史を形作ってきた「選択肢」を分析・解説。「英断」のメカニズムを解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GASHOW
8
ゴミの処理に困って、埋め立てを決めたとする。ゴミの埋め立て地は有害物質がでたり、ガスがでたり、イメージが良くないから、価値が無い土地となっている。その先もゴミの埋め立て地が増えて、陸地として馴染んでくると、周りに人が住みだして、土地の価値が上がる。土壌汚染は無くなった訳ではないので、健康被害がでたりする。ゴミの埋め立てを決めた人は、その先に住むことになる人の健康被害は想像することは難しい。そんな先の事は、責任持てないが、今ある問題はそんな感じで出来ている。2019/12/16
スプリント
6
意思決定のメカニズムを解き明かしている本です。題材がオサマ・ビン・ラディンを追うアメリカやダーウィンを取り上げていることが斬新。そして最後は著者の経験で締めるという先が読めない構成になっています。2019/05/01
貧家ピー
4
決断に関する事例紹介が主の内容かと思って読んだが、少し違った。 ウサマ・ビンラディン暗殺に詳しかったが、決断だけでなく、分析・想定など決断するまでの過程を細かく追っていく。 多様な集団の方が正しい決断を行う可能性が高いが、同時に間違っているかもしれないという可能性に考えに抵抗が少ない。 「分析がどんなに厳密でも、想像力がどんなにたくましくても、人に絶対できないことは、自分がけっして思いつかないことのリストを作成することだ」トーマス・シェリング 2020/03/10
Hiroki Nishizumi
4
文章が冗長で馴染めなかった2019/08/22
spike
3
歴史の本だと思って読み始めたのに、、、認知論の話ではないですか。と思って原題を見たらFarsighted- How We Make the Decisions That Matter the Most。やはり。 読み進めるのに骨は折れたけど、最後の帰結に小説(の効果)を持ってきたのはかなり意外。2019/09/25
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