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内容説明
第14回ジュニア冒険小説大賞受賞泉田もとさんのデビュー作。・安定した筆致で将来が大きく期待される。・登場人物の感情の機微がよく伝わり、いきいきとした描写が冴える・涙と笑いの人情時代小説。・主人公の成長ぶり、しゃれこうべの悲しい過去など、人が生きる愛しさ、切なさが胸に沁みる。・しゃれこうべと「語り」をしながらの珍道中、山中での化け狐とのやりとりなど、見所もいっぱい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
深青
18
父からのお使いに出た惣一郎。無事に終わったように見えたが...奉公人の裏切りにあって打ちひしがれます。そんな時出会ったのは...なんとしゃれこうべ!?惣一郎としゃれこうべの様子がとても楽しそうでした。なよなよと頼りなかった惣一郎が色々な経験を経てしっかりしていく様子も良かったです。最後は少しうるって来ました...いつかまた2人が再会できるといいなぁ。2016/04/28
ごへいもち
8
電子版で読了2024/07/29
マツユキ
6
『化けて貸します!レンタルショップ八文字屋』が面白かったので、こちらも。古物商大黒屋の跡取り息子、惣一郎と、元軽業師の少年のしゃれこうべが、ある目的のため、旅に。色々あって、辛いんですが、爽やかな成長、友情でした。十六夜、好き。2019/03/24
スターライト
4
大黒屋という古物商の御曹司、忽一郎が父の使いで貴重な茶碗を受け取りに行くが、その帰途、一緒に行った奉公人にお金とともに盗まれる。途方にくれる惣一郎に、稲荷山でであったしゃべるしゃれこうべが助力を申し出る。まじめだが世間知らずの惣一郎と、彼を厳しくも優しく励ますしゃれこうべの助佐のコンビが絶妙。後半は助佐の身の上話から、ますます惣一郎との絆が深まっていく。稲荷山の狐の頭、十六夜もいい味だしてる。ちょっとかわった少年の成長譚。2017/08/23
ゆたこまち
4
お父さんからの頼まれごとで奉公人と旅にでた惣一郎。いろんなハプニングがあり、話ができる、しゃれこうべと出会う。 弱々しい頼りない、惣一郎にアドバイスをする、しゃれこうべ。 事件解決にむかい二人?で江戸へ!! 読みやすかったです。2017/08/22