創元アーカイブス 箱庭療法 基礎的研究と実践

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創元アーカイブス 箱庭療法 基礎的研究と実践

  • 著者名:木村晴子【著】
  • 価格 ¥4,620(本体¥4,200)
  • 創元社(2019/03発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 1,260pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784422117027

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内容説明

《箱庭療法の理解を深める基本図書、新装復刊》
箱庭療法は、問題を抱えた子供や大人への有力な治療法として治療現場で活用されている。長きにわたり箱庭療法にたずさわってきた著者が、箱庭療法の成立や発展といった概説から、自身の基礎的研究、臨床体験にいたるまでを詳細にまとめた。治療のみにとどまらず、健康な学生の「自己表現」の手段としての箱庭の応用などの研究成果も収め、箱庭写真や図解、表を豊富に掲載。箱庭療法への理解を深め、それにたずさわる治療者への援助となる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

alto弾き

1
箱庭療法について基本的な理論と分析、事例が網羅されており勉強になった。数量的な研究は好きではないし、箱庭とその他の心理検査、ユングのタイプ論を関連付ける研究には特に納得するでもなかったが、知的障害がある子供や高IQの箱庭の作り方にある傾向が見られることに関しては興味深かった。筆者のクライエントとの関わり方には共感できる部分が多い。箱庭療法を行うセラピストには繊細な感性とおおらかで大胆かつフレキシブルな心の両方が必要だと感じた。健常な女子学生による箱庭作製の事例では、意外な自分を発見した学生の衝撃に共感した2024/08/21

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0
前半部の統計的検討には一種の苦しさを感じつつも、後半部の自験例紹介がかなり有難い。箱庭療法自体の検討というより、表現療法・プレイセラピーを通じた包括的な力動が活々。傍論ながら、「Restless childの死の象徴としてのたった一つの箱庭」の症例(恐らく昭和40年代のケース)で、MBDという懐しワードが登場するのも意外な嬉ポイント。「脳波所見では、正常とは言い難いが投薬を要するものではない」とのことだが、現在の基準からするとどう認定されうるかも興味深いところ。

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