内容説明
与えられた場所で、与えられた時間を生きる。それが人間の自由だ。個人の選択に委ねられた、唯一無二の人生を生き抜くための力強き54篇。生き方の原点を示す書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
33
多くの人が自分にないものを数えて不服をいう、幸福になる秘訣は自分にあるものを数え喜んで生きることだという筆者の言葉には共感できる、感謝が幸福の源泉だという、納得。2013/06/04
蘭豆
7
「幸福になる秘訣は、あるものを数えて喜んで生きること。それなのに多くの人がないものを数えて不服を言う」…戦後日本のこれほど長い平和の中で人生を過ごせることは最高の幸運、感謝して日々を送りたい。2013/10/03
ありんこ
5
まさに、生きる姿勢というタイトルどおり。不服ばかりを言うのではなく、毎日健康でいられること、家族と一緒に過ごせること、仕事があることなどに感謝して生きること。ルルドについて初めて知ったので、関連本を読みたいです。2021/07/09
mike
3
上司本。 背筋をしゃんとしたいと思った。 曾野さんの文章は、本人が話してくれているような感覚になり、とても心地が良い。2018/01/20
禅・しんじ
3
人の人生を眺めるということは、その人の生きる姿勢「魂」を見せてもらうことだ、と言う。物事を軽く見る点が、高邁な人の特徴、と。四季と感情の起伏、日本人としての姿勢、利他的な助産師やホスピスの牧師など、人生を旅する曽野綾子さんの高徳で力強いエッセイ。2013/08/13