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内容説明
斉藤真琴は小学6年生。ある日、死んだはずの祖父・熊岡獅子之介から真琴の家に1枚のハガキが届く。そこには、今年の夏で旅館をやめる、とだけ書いてあった。不思議に思った真琴は、夏休みに一人で、九州の秘境にある祖父の旅館を訪ねることに。羽田から福岡への空の旅を経て、列車を幾度も乗り継いだあと、ハプニングが起きた。なぜか、祖父の旅館があるねじまき温泉行きの路線がなくなっていたのだ。途方に暮れていた真琴は、いつしか祖父が若い頃の時代、今から38年前のねじまき温泉郷に迷いこんでしまう。この温泉郷は、神秘の祭りである「臥龍の大祭」をやめてから人気が低迷していた。「この祭りの復活こそがこの町を救う!」――子ども時代の父・虎之介とまちがわれているぼく・真琴は、同級生のツグミと共に大人たちを説得し、「臥龍の大祭」の復活に挑む。温泉郷の未来をかけた、子どもたちの町興し物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
6
表紙を見たときは少し軽い感じかなと期待せずに読んだらとても良かった。過去を変えるという点では少し「君の名は」みたいな感じもしました。2019/06/15
モーリーン
1
お祭り直前のシーンでなんだか泣けてしまった。子どもたちの意気込みにも泣いてしまった。良いお話だ。日本のちょっと前と今の対比の仕方が、私には気持ちのいい方法だった。少年の口を通して素朴に語られるからか。2021/09/21
バムケロ
0
◎ タイトルに惹かれ読んでみた SLの車掌さんがちょっと変な人だし じいちゃんとの絡みがあまりないのが残念だったけど それでも大祭を復活させるにあたって、子どもたちががんばる姿はよかった 関係ないけど今の子たち好きそう 「眠っている間にとんでもないことが起こるSL」「炎が舞う」「疾風」「神楽の舞」…私の脳内には大人気アニメ映画が…2021/04/30
勝手に読んだYA本つぶやくBOT
0
疎遠だったおじいちゃんから旅館をやめるというハガキがきて会いに行くことに。電車を乗り継いであと少しのところまで来たが、電車が廃線になって途方に暮れる。しかし不思議なSLが現れてなんか違う雰囲気の温泉郷に到着した。どうやらお父さんの子ども時代にタイムスリップしたようだ。2020/08/01
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