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内容説明
泣き笑いの5年間。秘めてきたガン闘病記!
『クマのプー太郎』でもおなじみ、ギャグ漫画家
中川いさみ――実はガンでした。
当時51歳。鼻のおできがガンと診断され単身、兵庫県で“重粒子線”治療を開始。
担当編集者にも隠し通した(!)約2か月間の
入院生活は……ヒマとの格闘、謎にSFチックな風景の数々、あり余る妄想、そしてご当地グルメ散歩に満ちていた!?
(神戸牛、姫路おでん、海鮮丼、牡蠣カレー…うまいもの登場頻度高め!)
笑ってられない現実にも笑いを見出す、ギャグ漫画家のサガがここにある。
生きる。描く。生きる。命のふちを旅した、泣き笑いの5年間――
中川いさみが見つめた「生きること」の意味。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
24
闘病もの。コミックエッセイ。ご自身の鼻にできた腫瘍が悪性と診断され、セカンドオピニオンをとり、重粒子線治療を受けに兵庫の粒子線医療センターへ入院、その後の経過までが描かれてます。病状のこともさらっとした書きかたで絵柄もあってか、読んでいてあまり暗い気分にはなりませんでした。かかる費用や入院中の生活などが色々書いてあってひとつ参考になるかもしれないと思います。兵庫の治療センターを度々通りますが、妙な近未来感と人気のなさが、まさに作者さんが書かれていた通りで、さすが漫画家さん……!と思いつつ拝読。2019/05/22
A.T
21
「クマのプー太郎」以来の中川いさみさんだったが、今回は自身のがん闘病を記録した作品。2014年に痛みも痒みもない鼻のおできが悪性腫瘍と診断されて、セカンドオピニオンに従って、保険適用外の治療方針を選択。自宅東京から離れた兵庫県の粒子線医療センターに2ヶ月入院治療の体験談が描かれている。さまざまな癌があるから、治療法もさまざま。辛いこともあったというが、そこは中川いさみタッチで軽快に描かれて、サクサク読めた。読者自身へのヒントになるような気遣いかな。2019/04/29
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
12
先進医療特約についてはなかにし礼の著作(https://bookmeter.com/books/5685785)でその必要性が染み入ってました。ネイティブではないとはいえ一応ヒョーゴスラビア民なので、ローカルな描写も親近感をもって読めたのですが、最後の最後、卒業式のとこでそれまでの全てがふっとびました。1/2成人式とかと同じだね。ガンとは関係ないのだけど、ひどい話やな、と思った私は2代続くバツイチです。2019/04/25
まつじん
7
ガンはやっぱり怖いねぇ。2021/02/28
ちゅるふ
4
神奈川、間に合わなかったか・・・ あそこなら、ファミリーマートもローソンもセブンイレブンもデイリーマートヤマザキもあるのに・・・2019/04/20