内容説明
子どもとの接し方や教師の話し方を丁寧に解説した1冊!
何度も説明しない方が子どもに伝わる!?
トラブルは子ども自身で解決できる?
子どもが発言しやすい環境にするには?
…など教師のよくある悩みについて徹底的に解説しています。
また、
・子どもは実際に動き出してみないと、自分の問題として捉えられない
・子どもの本音は、教師が背中を向けた瞬間に見える
・子どもに比べて、大人の時計の進み方は5分早い
・子どもはもともと受け身でいるより、自分で動いていく方が好き
など子どものことがもっとよく分かるエピソードが満載です。
目次
第1章 主体性を育てる
教師が長々説明するのをやめる/大人と子どもの5分はちがう/少し遠くから子どもを見守る
第2章 深い学びにつなげる
考える力を引き出すヒントの出し方/相手の話に向き合わせる/子ども同士で教え合う空気をつくる
第3章 対話力を磨く
間接的なほめ言葉が、効果バツグン/話し方にマニュアルはない/計画通りに行かないから、授業はおもしろい
第4章 対話の授業の進め方
ゆっくり板書し、スタートラインをそろえる/みんながまちがえる問題を出す/子どもたちが課題をつくり変える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Horizon09133
1
6人程度での対話の練習。全体を巻き込むための教師の介入。 スタートを揃えるには、どうするか。 ひとつひとつの指導技術が分かりやすい言葉でまとめられてる。ことあるごとに見直して、この技術を身につけられるようにしていきたい。2020/05/11
き
1
子どもの言葉を価値づけるのが教師の仕事である。ペアトークによる途中振り返りや、ヒントの出し方、友達同士で教え合うための教材の工夫、ほめ方の工夫などを実践したい。2020/04/20
tulip
0
大人と子どもの五分は違う。動き出した子どもを止めるのはもったいない。語りはじめの言葉を聞き逃さない。ヒントの出し方。こども同士で教え合う空気をつくる。たったひとつほめられただけで子どもは変わる。ゆっくり板書しスタートラインをそろえる。みんながまちがえる問題を出す。2021/04/16
馬酔木 由良
0
個人に話しかける時は「○○さん」と名前を呼ぶ。 教員が背を向けた瞬間に生徒の本音が見える。 事前に組み立てていたことよりも、生徒の様子に合わせる。 教員同士でトークの練習。 わかった子に説明してもらうより、ヒントを出させる←考える楽しみを奪わない!2020/03/03
田中彰英
0
教師が説明するのをやめる 教育長〜!2021/02/03