内容説明
IoTとセンサーによる情報収集、それにAIの存在。
これらはビッグデータと呼ばれる膨大な情報をいかに処理するかが鍵となっています。
また、データサイエンスも近年注目を浴びているジャンルでしょう。
これらすべての基礎となるのが統計学なのです。
本書は東大生が教養課程で学ぶ統計学の授業のエッセンスをまとめたもの。
極力数式を排除し、文系の方でも概念を理解できるように編集しています。
統計学の入門書として最適の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moto
7
図解が多くて、簡単な概要を知るにはよさそう。統計の基礎となる考え方については、分かりやすく記載されていたように思います。後半はさわりレベルでも分からないところがあったので、実践レベルの知識まで理解するのは、かなり難しそう。2020/04/10
富士獣
3
学部1,2年の数理統計の講義の1単位分くらいが簡単な数式で分かる本。もっといえば「講義で10時間分くらいの内容が難しい数式や一般化抜きで2時間で分かる」かな。前半は高校数学の内容で、後半で区間推定や仮説検定を扱う。大学で数理統計受けなかった人の最低限の教養や入門としても良いし、講義の予習や数年後の復習として良さそう。2019/11/09
葉
2
これを読んでホッとした。全てわかる。平均、標準偏差、標本、二項分布、無作為抽出など基礎的な内容。学部の統計学がこのレベルだったかというと、そんなことはないような気がする。院の統計学はごちゃごちゃしてたせいか、計量経済学とごっちゃになっているのかもしれない。取り敢えず、全部わかっていたのでホッとしたことに尽きる。2019/08/20
ryoma
0
わからない部分を含めて懐かしかったけど、この先に興味があって、でもこの先は、どうやら大学院レベルの話なのか専門レベルの話になるようで残念。2023/12/11
ぴよ子
0
借りた本をパラパラ〜。実際に使ってみないと何ともなのか、基礎知識として全て理解しておいた方が良いのか…。2023/01/28