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内容説明
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「急須やティーポットを使って飲むもの」から「ペットボトルでいつでも気軽に飲めるもの」になったお茶。
世界的にも需要が高まり、たとえば欧米では日本の抹茶が“Matcha”と呼ばれ、大ブームとなっています。
ただ、その実態や人気の理由は意外に知られていないもの。
本書では、興味深いエピソードや近年の研究結果を交えて、お茶にまつわる仕組み、多彩な種類を解説していきます。
おいしく飲むコツも多数掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
68
お茶をよく飲むけどなにも考えず飲んでいたので借りました。緑茶、ウーロン茶、紅茶は同じ植物からとられているのは知っていたけど、その過程は知らなかった。緑茶は摘んだあとすぐに酸化しないように蒸して「蒸熱」させる。ウーロン茶は摘んだあと少し酸化させ室内で萎れさせて釜で炒って酸化をとめる。紅茶は室内で一晩酸化させ、萎れさせ、揉んでから温かい湿った室内で再び酸化させる。みんな同じ植物だけど「酸化」させるかさせないかで大きく変わるのか!!2019/10/25
S 2
13
最近読んだ本の中ではかなり役立つ部類に入る本。タイトル通りおいしいお茶の入れ方を写真付きで分かりやすく教えてくれます。緑茶だけでなく中国茶や紅茶も載っているのがいいです。東方美人飲んでみたい。2019/09/12
ポタオ
10
お茶の種類とか旨味の意味とかぎわかりました。2024/07/11
クナコ
10
初読。チャノキ系のお茶の種類や起源、製造過程、入れ方の基本などを解説している。あまり難しいことは書いてないので、さらりと読めた。一番茶と二番茶どころか煎茶と番茶の違いも知らなかったので、勉強になった。そのうち旅行に行ったら、各地のお茶をお土産に買うのも良いかもしれない。ジャスミン茶はもともと好きだったけれど、他の中国茶にも興味が出た。本書を読んで味がわかるわけではないから、興味を持った分、実際に飲む経験がしたくなる。2022/12/28
寝落ち6段
10
子どものころ、緑茶、烏龍茶、紅茶が同じ茶葉からできていると知って、とても驚いた記憶がある。実際は更に製法によって茶の種類が分岐する。お茶は、透明色でとてもきれいだと思う。透明なグラスに淹れて、太陽の光が当たるとキラキラする。香りもいい。昔、製茶工場の見学をしたとき、とてもいい香りだったのも覚えている。私自身、お茶に特別思い入れがあるわけではないが、お茶を飲むと落ち着くし、好きだ。2020/05/08
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