東京猫びより散歩

著者名：一志敦子

辰巳出版ebooks（2019/03発売）

• ISBN：9784777822065

内容説明

「おいしい! 」 「覗きたい! 」 看板猫が迎えてくれるお店をご紹介。イラストレーターの一志敦子さんが何度も通い、自信を持ってオススメする看板猫のいるお店、猫とお客さんとのふれあい、料理のおいしさの秘密、職人さんの手仕事など、丁寧に取材したからこそ描ける緻密で優しいタッチのイラストは必見。

【猫がいるだけで、そこは幸せな空間になるのです】
イラストレーターの一志敦子さんが訪ねる、猫が迎えてくれるお店25軒+α

◎浅草編
・山崎屋源七提灯店
・カフェ&ギャラリー ギャラリー・エフ
・珈琲 若生
・革製品 Kanmi.
・浅草リトルシアター

・両国 江戸相撲小物 両国高はし
・神楽坂 マンヂウカフェ ムギマル2
・谷中 喫茶 ル・プリーベ
・吉祥寺 古本 すうさい堂
・京橋 古美術 木ケイ
・南青山 シューリペアショップ COBBLER NEXT DOOR
・明治神宮前 小池精米店
・新宿 カフェ アルル
・代々木 雑貨 nagaya shop mitta

◎中野編
・フラワーショップ 花月
・トリミング&バール スクウ
・沖縄料理 あしびなー

・西荻窪 古書 にわとり文庫
・早稲田 アトリエ・カフェ トリトリノキ
・ひばりヶ丘 音楽カフェ 森のこみち
・町屋 パリジャンカフェ
・鷹の台 アンティーク・ブロカント プチミュゼ
・小岩 ピザ・スパゲティ ボローニア
・川口(埼玉)カフェ・ド・アクタ
・新座(埼玉)アンティーク&カフェ garland
・自宅仕事場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[旅するランナー]

看板ネコのいるお店紹介。お店の俯瞰図、優しいイラスト、店主さんやお客さんの気持ちなどを織り交ぜ、ホッコリした空気感を再現している。早速、この本に出てくる谷中の喫茶ル・プリーベに行ってみる。タモンくんとルンルンちゃんにお会いできる。マスター大好きな行動に、いじらしさと少しばかりの嫉妬を感じるのです。

2019/01/20

[ぶんこ]

2018年初版のようですが、10年以上前の猫ちゃんも多数紹介されていました。所々閉店となっているのが切ないけれど愛しい猫ちゃんと一緒にお仕事できた日々は宝物でしょう。1番のお気に入りはひばりヶ丘の「音楽カフェ　森のこみち」お店の入り口がバリアフリー。ママさんは篠笛を習っていらして、演奏すると看板猫の小雪ちゃんは逃げ出す！グランドピアノもあって、時々イベントも行われているようです。行きたいけれど、我が家からは遠すぎるのが残念。近くの京橋のとらちゃんとたびちゃんは虹の橋を渡っているでしょうが、行ってみたい。

2025/02/07

[ケディーボーイ]

「猫が家族の一員として出勤しているお店があります」 東京の猫がいる様々なお店をイラスト付きで紹介してくれる本。 ほとんどが野良・保護猫ちゃん。 皆幸せそうで涙出てくる。 浅草リトルシアターの萬太くんは気が向くとライブを客席で聴いていることもあるという。びっくり、うるさくないのかな。 また俯瞰図で描かれているお店の様子も魅力がしっかり伝わってくる。 訪れたいお店がたくさん。 それぞれのお店で行ってる作業内容（花のアレンジの仕方や精米の方法、靴の直し方等々）も丁寧な絵と共に説明されていてとてもわかりやすい。

2022/06/17

[たまきら]

昨日、100匹以上の多頭飼い崩壊現場で猫たちを支える女性に会ってきた。トイレを交換し、部屋を掃除し、給餌する。ここまででボランティア2名（プラスうちら家族ですがあしでまとい）で午後３時までかかり、その後介護が必要な子へのケアをし、気づけば午後６時。猫を愛するからこそできることって、なんだろう。いろいろ考えさせられた一日でした。ちなみにお邪魔したNPOねこひげハウスですが、アマゾンが6月より始めた支援プログラムでサポート可能です。よかったら。

2019/08/26

[ひめありす＠灯れ松明の火]

今年の読み始めはこの一冊から。お散歩が好きなので、今年もどこか行けるといいなあと思って。東京近郊の猫のいるお店を俯瞰で紹介されています。恐るべし俯瞰のち密さ！メジャーを持って行ってって測ってきたのですって。制作風景も紹介されていましたが、恐ろしい程細かくモデリングされています。にゃーちゃん達によるお店の紹介も面白い。靴のリペアってむつかしいのね。猫カフェやペットショップではないので、猫ちゃん達もいたりいなかったりお店によってまちまちです。この、おっとっとと慌てて扉を閉める様な関係が適度な距離感でいいですね

2019/01/01