アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

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アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

  • 著者名:藤井保文【著】/尾原和啓【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2019/03発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 550pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296101627

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内容説明

デジタル化する世界の本質を解説!経済産業大臣の世耕弘成氏など、多くのリーダーたちが絶賛!
★★★★★★★★★★★
デジタル化の真の意味とは何か?
リアル世界がデジタル世界に包含されることで、世界で何が起こっているのか?
デジタルで企業が常に顧客とつながり現実世界の行動を
リアルタイムでデータ化できるという明日の世界の常識を鮮やかに描き出した一冊。
日本が進めるべきデジタル化の「道しるべ」を知りたい方に読んでいただきたい。

―――経済産業大臣 世耕弘成氏 推薦!
★★★★★★★★★★★★
 現在、多くの日本企業は「デジタルテクノロジー」に取り組んでいますが、そのアプローチは「オフラインを軸にしてオンラインを活用する」ではないでしょうか。
 世界的なトップランナーは、そのようなアプローチを採っていません。
 まず、来るべき未来を考えたとき、「すべてがオンラインになる」と捉えています。考えて見れば、モバイル決済などが主流となれば、すべての購買行動はオンライン化され、個人を特定するIDにひも付きます。IoTやカメラをはじめとする様々なセンサーが実世界に置かれると、人のあらゆる行動がオンラインデータ化します。つまり、オフラインはもう存在しなくなるとさえ言えるのです。
 そう考えると、「オフラインを軸にオンラインをアドオンするというアプローチは間違っている」とさえ言えるでしょう。筆者らはオフラインがなくなる世界を「アフターデジタル」と呼んでいます。その世界を理解し、その世界で生き残る術を本書で解説しています。
 デジタル担当者はもちろんのこと、未来を拓く、すべてのビジネスパーソンに読んでほしい1冊です。

目次

第1章 知らずには生き残れない、デジタル化する世界の本質
1-1 世界の状況、日本の状況
1-2 モバイル決済は「すべての購買をIDデータ化する」
1-3 シェアリング自転車は「生活拠点と移動をデータ化する」
1-4 行動データでつなぐ、新たな信用・評価社会
1-5 デジタル中国の本質 データが市民の行動を変え、社会を変える
1-6 大企業や既存型企業の変革好事例「平安保険グループ」
1-7 エクスペリエンスと行動データのループを回す時代へ
第2章 アフターデジタル時代のOMO型ビジネス~必要な視点転換~
2-1 ビフォアデジタルとアフターデジタル
2-2 OMO:リアルとデジタルを分ける時代の終焉
2-3 ECはやがてなくなっていく
2-4 転覆され続ける既存業態
2-5 日本企業にありがちな思考の悪例
2-6 企業同士がつながって当たり前 OMOの行き着く先の姿
第3章 アフターデジタル事例による思考訓練
第4章 アフターデジタルを見据えた日本式ビジネス変革

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

139
今後の社会の在り方のようなものを若干技術的な観点を織り込みながら書かれている近未来論のような印象を受けました。今はやりのデジタルやAIということではないので私にとっては非常に読みやすい気がしました。ただ私はいつも思うのですが、日本のように国土が狭く都市などに人口などが集中している国と中国やアメリカのような国土が広い国の生活を中心とした情報の利用の仕方にはかなり異なる面があると思っています。2019/09/29

徒花

136
まあまあおもしろかった。生活のあらゆるシーンがデジタル空間と結びついて内包され、「オフライン」という概念がなくなる社会の到来と、そうした社会におけるビジネスの在り方を提唱する一冊。この分野では中国の大企業が進んでいるので、それらの事例を紹介しながら解説していく。大切なのは、いかに顧客との接触頻度を増やし、顧客のデータを集めて分析してハイスピードで改善を続けていけるかということ。そうした社会ではメーカーの地位が低下し、顧客との接点を多く持つプラットフォームを持つ企業が強くなるというのは、なるほどなと思った。2020/04/13

けんとまん1007

115
OMO。なるほどね~、そんな流れになるんだろうなあ~と納得。いい悪いは、いろいろ意見の分かれるところ。最適な経験を最速で・・・。そこがあって、物理的環境がある。ただ、それでいいのかなあ~というのがある。人は、ますます易きに流れていくのではということ。快適さ、便利さだけでいいのだろうか?人は、思うようにならないとか、待つとか、我慢することから学ぶことも多いと思うのだが。ただ、この流れにあ、あらがえないだろうとも思う。2019/06/30

えちぜんや よーた

94
「ECはなくなっていく」。自分の知り合いが聞いたら非難轟々の雨嵐だろう。しかしあと10年もすればOMO(Online-merges-Offline)がUX(ユーザーエクスペリエンス)の主流となる。ユーザーはオフラインとオンラインは区別しなくなり、わざわざE(電子)をつける必要もなくなるとのこと。本気でモノやサービス売らなければならない事業者が「うちはオフラインで旅館をやってるから無理」とか「ECサイトでフィギュアを売っているから関係ない」など言い訳や無関心を装うと淘汰されていく。ある意味で恐ろしい預言書。2019/08/15

R

78
オンオフの垣根がない世界が当たり前になってきた昨今、商売はどう考えるべきかという本でした。率先してデジタル化が進んでいる中国企業を例にとって、これまでのビフォアデジタルという考え方から、意識をかえていく必要があると警鐘をならす。データをどう扱うかがキーになるという話の軸から、データを集める方法、それを生かす方法それぞれが日本には足りないというところを明らかにしつつ、経営層におけるデジタルへの意識の違い、間違いというものを指摘していて面白かった。2021/09/13

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