内容説明
理津子、78歳。彼女が一生をかけて隠し通そうとした秘密が、消えた公園の柳の木がきっかけで暴かれていく。死んだ娘を見殺しにした男。遺産目当ての甥夫婦。嘘と自己弁護の応酬の末、露になる真実とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
41
みどりの夫が、私の中で生理的に受け付けないタイプで結構気持ち悪かったけど、罰を受けるべき人は罰を受けたのかもしれない。美樹とみどりが幸せになってくれたらいいな、と思う。2020/11/11
ミスターテリ―(飛雲)
38
亡くなった娘の33回忌のため、彼女が所属していた劇団仲間を集めることに。母親は和菓子屋の社長になっているメンバーの男に殺されたと疑いを持ち、その真相解明のためなのか。途中、誘拐事件もあり謎は深まるばかりで、途中までは一気読みだったが、最後にくると、えっ、これで終わりという印象。警察に捕まって裁かれるのではなく、すべての真実が明らかになることもない。そしてなぜ真相の解明がユーチューブでなのか。ネットの炎上で社長の座から転落することが題名につながるのか。復讐劇なのか、ミステリーなのか最後まで理解できなかった。2023/03/21
coco夏ko10角
16
途中までは「一同集まった場で何が起こるの?」とか「32年前と13年前の出来事の真相は?」とけっこうワクワクしながら読んでたけど、なんか最後物足りない。こう、もう一段階何かあると思ってたらそのまま終わってしまった感じ。色々あったわりにラストが爽やかすぎるような気も。2021/07/28
ゆっこの部屋
11
図書館の目につく場所に置いてあったので借りてみました。33年前に水難事故でなくなった愛里の真相と誘拐事件。終わりかたは割とすっきりでした。2019/05/16
プレジデント
11
友人に借りて読んだ本です。その友達も「帯」の文字に引かれて買ったそうですが、ちょっと期待外れでした。けっきょく、どうだったのでしょう?なんか中途半端というか…。こういうこともあります。2019/05/07
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