角川文庫<br> 転落

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角川文庫
転落

  • 著者名:松下麻理緒【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2019/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041076552

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内容説明

理津子、78歳。彼女が一生をかけて隠し通そうとした秘密が、消えた公園の柳の木がきっかけで暴かれていく。死んだ娘を見殺しにした男。遺産目当ての甥夫婦。嘘と自己弁護の応酬の末、露になる真実とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

41
みどりの夫が、私の中で生理的に受け付けないタイプで結構気持ち悪かったけど、罰を受けるべき人は罰を受けたのかもしれない。美樹とみどりが幸せになってくれたらいいな、と思う。2020/11/11

ミスターテリ―(飛雲)

38
亡くなった娘の33回忌のため、彼女が所属していた劇団仲間を集めることに。母親は和菓子屋の社長になっているメンバーの男に殺されたと疑いを持ち、その真相解明のためなのか。途中、誘拐事件もあり謎は深まるばかりで、途中までは一気読みだったが、最後にくると、えっ、これで終わりという印象。警察に捕まって裁かれるのではなく、すべての真実が明らかになることもない。そしてなぜ真相の解明がユーチューブでなのか。ネットの炎上で社長の座から転落することが題名につながるのか。復讐劇なのか、ミステリーなのか最後まで理解できなかった。2023/03/21

coco夏ko10角

16
途中までは「一同集まった場で何が起こるの?」とか「32年前と13年前の出来事の真相は?」とけっこうワクワクしながら読んでたけど、なんか最後物足りない。こう、もう一段階何かあると思ってたらそのまま終わってしまった感じ。色々あったわりにラストが爽やかすぎるような気も。2021/07/28

ゆっこの部屋

11
図書館の目につく場所に置いてあったので借りてみました。33年前に水難事故でなくなった愛里の真相と誘拐事件。終わりかたは割とすっきりでした。2019/05/16

プレジデント

11
友人に借りて読んだ本です。その友達も「帯」の文字に引かれて買ったそうですが、ちょっと期待外れでした。けっきょく、どうだったのでしょう?なんか中途半端というか…。こういうこともあります。2019/05/07

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