引継ぎ Change & Education――生産性を3倍に跳ね上げる

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引継ぎ Change & Education――生産性を3倍に跳ね上げる

  • ISBN:9784833451413

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内容説明

【内容紹介】
変化を起こし、人材を育成する最大のチャンスは、ここにあり!

日本の企業において身近だか、軽視されているもの。それが――「引継ぎ」です。
上司や同僚から仕事を渡されたとき、社員が異動や退職することになったとき、「引継ぎ」は必要となります。
つまり、日本の企業において「引継ぎ」とは、“日常的”なものなのです。
とはいえ、それについての指南書がない日本では、「引継ぎは、日本企業の生産性を低下させている根源である」ということが、調査からわかりました。
本書は、大手の人材コンサルティング会社・株式会社ソシオテック研究所と心理学者である著者・宗澤岳史氏が、「引継ぎこそが、企業や組織に変化を起こす最適なタイミングであり、ここでイノベーションを起こせば、企業や組織の生産性は飛躍的に向上する」という観点から、その知識と技術を提示するものです。

【著者紹介】
[著]宗澤岳史(むねざわ・たけし)
1978年北海道出身。早稲田大学で博士号を取得(Ph.D)。複数の研究機関、大学にて研究員、教員として勤務。それと平行して病院や企業などでのカウンセリング、コーチング、大企業を中心としたコンサルティングの実務経験を積み、現在、株式会社ソシオテック研究所にて人材育成にかかわる研究、商品開発、事業企画などに従事。専門は、認知行動科学、臨床心理学、人間科学、心理統計学、メンタリティマネジメント。著書に『DEAR』(プレジデント社)、『不眠の医療と心理援助』(金剛出版)、『KONJO 成長と成功の原理原則(ダイヤモンド社)などがある。臨床心理士。

【目次抜粋】
はじめに
第一章 考え方の変化/営業部エースが退職する!
第二章 仕事の変化/引継ぎに失敗した後任!
第三章 組織の変化/最後のハードル!
And More/1年後の出来事!
おわりに
監修者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masaki Iguchi

1
どんな組織にもあるのに、ビジネス書のテーマとしては珍しい。宿命的に引継ぎの多い業界に身を置いている者としては、身につまされる。もうすぐ引継ぎの季節だが、受ける側として、渡す側として、”約束"だけはとりこぼさないよう気をつけたい。(再読)2022/01/11

Mikatas

1
引継ぎのタイミングは業務を変えるいいきっかけ。変えてはいけないこと、変えても問題ないことを区別して習得。 というのは理想的なのはよーくわかるが、実行するのは難しい… そんな悠長なことをやる時間を与えない業界慣行を打破するのは、一朝一夕ではできない。2021/07/23

horicozy

1
今の自分の会社において、引き継ぎは 単なる引き継ぎであって、 自分もそうであったけれど、引き継ぎ時の考え方が教育だったり、 生産性向上のチャンスという思考に至っていなかった。 『引き継いだら、こうしたいな。。』という漠然な思いはあったけれど それは単なる良き意図であって、引き継ぎでもなんでもなかったのだと 教えてくれた。また良い一冊に出会えた。2020/08/14

めいこ

0
労働力が減少し、人手不足から労働者優位になり、転職組が増えていくこれからに備え、経営者や人事は必ず読んでおくべき本。 これまでは発生しない前提が当たり前だった「引継ぎ」は、これからはある前提で考えたほうがよい。 しかも本書をうまく活用できればピンチをチャンスにもできる。2024/04/07

Jeorge0921

0
仕事の引継ぎに焦点を置いた珍しい本。 著者の言う通り、引継ぎに対しての認識が低いと働いていてよく思う。 引継ぎ=変化ではあるが、変える変えないの線引きも詳しく紹介されていて勉強になった。2023/07/22

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