入門!ガクモン<br> 宇宙を生きる~世界を把握しようともがく営み~

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入門!ガクモン
宇宙を生きる~世界を把握しようともがく営み~

  • 著者名:磯部洋明【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 小学館(2019/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093886734

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内容説明

「物理学で世界を理解する」意味が分かる!

著者は、太陽が専門の、宇宙物理学者です。

タイトルは、宇宙研究に携わりたい、と希望する方々へ向けた、

熱いメッセージです。

それは、例えば、「はじめに」から抜粋した次の一文。

「地球以外の天体に移住したり生命そのものを改変したりといった、

自分たちの生のあり方自体を技術的に変えてしまうことが

工学的研究によって現実味を帯びてくると、

そもそも私たちは、どのような社会を作り、どのように生きたいのか、

という問いを根底から考え直す必要が出てきます。

ここで、人間にとっての意味や価値といった問題も取り扱う

人文科学や社会科学が登場することになります。

宇宙の研究は、今や自然科学以外の領域にも広がっているのです。」

また、「研究者のセンス」についても語られ、初学者にとって、

深い学びになります。


「世界を理解するために問題をどのように切り取るか、

その問題に対してどのような説明がよりよいと考えるか、

そこに研究者のセンスのようなものが問われます。」

宇宙関係の本は、難しい、というのが相場ですが、

本書は、入門書として全分野の初学者におすすめです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

50
オーディオブック。 宇宙という外へ拡がっていく大きなものから、人間、学問という内内に向かって考えていくのがとても面白かった。 対談の、ちゃんとした、美意識を持つこと、大事だと思う。2024/02/09

海星梨

7
宇宙系の人って、視点が外部すぎて淡々とした文章を描くよな……と思いながら、それ以上の感想ができなかった。著者自身の研究成果を通じて、「宇宙学から学問とは何かを考える」がテーマなんだけど、著者が一応の結論も持ってないもんだから、構成も文章もフラフラして、最後急に始まる対談も、編集者さんが「学問論とかご存知ないなら、専門家呼んできますね」って頑張ったけど、著者が積極的というか深めたい部分もなくて結局、「これ対談というほど言葉のキャッチボールしてねぇ、どっちもツイートじゃん」という迷子になってる。ひどい2023/09/02

たかの

6
私はたぶん文系…いや大分文系で もちろん大学も文系といわれる学科だったのだけれども。。もし、この本をもっと早くに読んでいたら…あの学科の子とも♡なぁ〜〜んて 考えれるくらい入門で分かりやすい。理系や文系とかじゃなく『学問』にたいする姿勢とは。って感じ。良い姿勢でいたいもんです。2019/10/08

於千代

2
人文系の学者との学際的な研究は大変興味深い。歴史なんて研究して何の意味があるの、という問いに対する一つの答えになりうると感じた。2024/11/18

meiji

2
ほんとに入門でした。2019/09/11

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