徳間文庫 叛骨 最後の極道・竹中武

著者名：山平重樹【著】

徳間書店（2019/03発売）

• ISBN：9784198944537

内容説明

その暴れっぷりから“ごじゃもん”と恐れられた竹中武。実兄の四代目山口組・竹中正久組長がヒットマンの銃弾に倒れると、仇討ちのために一和会へ猛烈な報復戦を展開する。だが、敵将の首にこだわる武は、いつしか山一抗争の決着を急ぐ執行部と対立。ついには山口組を離脱する。巨大組織の猛攻を受けながらも、自身の信念を貫いた──。最後の極道と称された侠(おとこ)の生涯を描いた実録ノベル！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hideo]

任侠道を貫いた最後の極道の話。時代がいったりきたりで読みにくい部分があったけど、後半、晩年の話は素顔も見えて微笑ましい部分も。実際には悪どいことにも関わっているんだろうけど、カタギに迷惑をかけないという信念は貫いたんだろう。解説は孤狼の血の柚月裕子さん

2019/08/22