内容説明
幸せの隣ではいつだって、絶望の女神が笑っている――。最後まで目が離せない、傑出ロマンティック・サスペンス!
真っ青な空を背に15歳のジェーンは笑顔で泳ぎを楽しんでいた。絵葉書のように美しい海と眩い太陽。その時どこからともなくモーターボートが近づいてきた。ボートは明らかにジェーンを標的にして突進し、スクリューが彼女を切り裂き……そこで悲鳴とともにジェーンは目を覚ました。何度となくうなされるこの悪夢は、16年前に実際に彼女が経験した悲劇だ。その苦しみを乗り越えた今、ジェーンはハンサムな医師と結婚し、お腹には待望の赤ちゃんがいる。人生はまさに順調だった――“ボートの男”が再び現れてすべてを脅かすまでは。
*本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品と同内容となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさうみ
40
登場人物を取り巻く男性陣が軒並み怪しすぎる(笑)怪しすぎて誰が殺人鬼なのか解らないので、その点は楽しくサスペンスを味わったが、それが理由でこんなに大量に殺すかい!?とツッコミ。姉ステイシーも報われて欲しい。2019/03/19
Akiko
12
吐き気がする!読んだ後の感想。男性どもが、くそったれすぎて。驚き!まさかのまさか。この作家さん、初めてですが、すごすぎる。でもよくできてる!姉の話があるとのこと、中古でした変えないけど、かって読むと決める。後味は、最高に最悪。だけど、凄く練られていて脱帽。2019/09/30
mum0031
4
アーティストのジェーンと、形成外科医で夫のイアン。 15歳の夏、モーターボートに当て逃げされ大怪我をしたジェーン。 悪夢に悩まされる日々だが、イアンのサポートで穏やかな日常を送っていた。 ジェーンの周辺で、不可解な出来事が続き、イアンが連続殺人犯として逮捕され、孤立無援の状態になる。 振られた腹いせにボートで襲われたり、遺産を手に入れる為、命を狙われるジェーン。 どこまで、暗くて憂鬱な本なのか?嫌いだな、こう言う内容は。 本は、楽しく共感出来て、エロティックな味付けじゃないと‥ね!2019/04/27
みるて
1
図書館の本 読了2023/05/18