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内容説明
スポーツには「する・みる・ささえる」の三つの側面がある。今や「ささえる」のプロが多く活躍する時代になった。気鋭のスポーツジャーナリストが、急増する大学のスポーツ関連学科や、急成長する職業の「今」をレポートする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柔
22
10年ほど前に急増したスポーツ系学科創設時に書かれた本。スポーツを仕事にする人=競技経験ありの時代は終わった。マネーボールが実話のように。感覚や経験値で語れるものもあるが、数字ほどの説得力は持たないかもしれない。私自身過去の栄光に胡座をかいていられないと自戒。「する」だけではなく「みる」「支える」の観点で言えばまだ成長の余地がある分野ではなかろうか。スポーツ学科の必修科目に簿記があるという同志社は先見の明を感じる。東京五輪後にはスポーツ氷河期が来る。その時に我々スポーツ人の力が改めて試される気がする。2021/05/04
もりの
9
アスリートがいかにして生きていくか。運動部の学生に読んでほしいなと思った。2018/02/04
Nobuko Hashimoto
5
興味深く読んだ。スポーツに関わる仕事の最近の動向、活躍している人びとへのインタビューなどで構成されている。読みやすい。「好きなスポーツに関わる仕事をしたい」「高校教諭になって自分がやってきた部活の顧問をしたい」という学生は少なくないが、そのためにすべきことを意識、理解、実践していないと感じることも多々ある。そうした若者に参考にしてほしい。もちろん、やっぱりスポーツに関わりたいと思う若者以上の人にも刺激になると思われる。2014/03/06
ふろんた
4
★★★★2017/11/29
calaf
3
人間、何をするにしても体が資本。その部分で秀でた人がアスリートなのでしょう。それだけ重要だから、スポーツ関連の仕事ももっとたくさんあってしかるべき...なのかな?2010/11/08