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内容説明
家族のように。恋人のように。
嬉しいときも、悲しいときも、いつでも俺の一番近くにいるのは、猫の「ミーコ」だった。
『マスタード・チョコレート』『水曜日』等の意欲作を発表しつづける冬川智子の魅力に溢れた短編作品群を収録した、待望の初作品集。
●収録作品
『ミーコ』
『Shift』
『つめたいビスケット』
『お父さんのヤマメ』(改題)
『華子のこと』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
動物や失恋を題材にしていても、泣かせるために描いていないのがいい。冬川智子が描こうとしているのはいつも、ほんの小さな感情の揺らぎだ。言葉にもできそうにない小さい感情を、冬川はそっと掬い上げ、ささやかな物語にする。そこに泣かせるための展開や描写は必要ない。泣かせようとしないことが、結果、胸に沁み入る漫画となっているのだ。2019/03/23
しましまこ
20
表紙買い、短編集。猫マンガは1編だけ。2019/03/16
akihiko810/アカウント移行中
10
古本漫画。冬川智子作品集5作。7/10点。彼氏の猫の話の「ミーコ」、彼氏となんとなく別れて結局元さやに戻る「つめたいビスケット」がよかった。 冬川智子は寡作ながら、市政の人々の心の小さな揺らぎをとらえるのがうまい人だと思う2020/02/23
イカカイガカ
3
短編5作。表題作がネコにまつわる話なのに惹かれて購入(ネコが出てくる話はこの1作だけだけど)。恋愛が主題の話が4作。ただ単純にうまくいった、ダメだったというところだけじゃなく、人を好きになる事の雰囲気や感情を過不足なく描いている感じがした。うまくいくのも、ダメな結果になるのも、本人にはとても大きい出来事だけど、ごくありふれた事とも言えるよな、と。読後、そんな事を考えた。2019/08/29
pugyu
2
ダンナのおすすめ。ミーコかわいいな。すごい事件は起こらないけど、人生ってそんなもんだよね。2021/07/04