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内容説明
大人なら当然知っておきたい日本語の言葉や表現を、「気のきいた会話の一言」「あらたまった場での信頼される言葉遣い」「敬語を間違えて恥をかかないために」「知的な印象を与える熟語」「電話とメールの定型フレーズ」「昔は誤用だったが、今は定着した表現」の6章に分けて解説。仕事の場はもちろん、日常生活でも「教養のある大人」としての基本的な語彙力が、これ一冊で身につく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青緑 空
11
当たり前のように使っている言葉も多く掲載されていますが、うろ覚えで使う時に感じる不安な気持ちを解消するためにも良い本だと思います。また関連語も参考になります。ポイントを列挙すると、◆ 主語を意識する/謙譲語の動詞に尊敬語の語尾を付けない/受け身の言葉と紛らわしいと感じたら他の言葉を探す/二重敬語は間違いである/“させていただく” はやめなさい!(使わない人こそ、尊敬語・謙譲語を意識している人だと思え!)/日本語では(尊敬語として)二人称は使わない。固有名詞を使うか主語を省略する 。2022/01/04
猫柳
5
語彙力を高めようとしても覚えられない、使いこなせない人が多い。私もその1人。しかし本書は、きちんと深い意味から語源まで一つ一つ丁寧に教示してくれるため、覚えやすい。尊敬語と謙譲語の混合の指摘は耳に痛い。きっちり使い分けていくことを心がけたい。背伸びした言葉は実際に3回使えばいい。そうすれば自分のものになるという著者の言葉に勇気づけられた。2024/03/01
ようへい
5
意識して何回か使ってみると身につくとの事。その通りだと思います。図書館の本じゃなくて、適当な一冊を手元に置いとかないといけないな、と思いました。敬語は難しいです。使っていくうちに身についていく部分と尊敬語と謙譲語の文法的な部分と両方の要素が必要ぽい。外国語も同様かも。2019/05/19
けろ
4
「薫陶を受ける」は、普段は使う機会のない言葉だが、覚えておこう。「申し開き」「お取り成し」は、自然に使えるようにしたいものだ。2024/02/01
Jun
4
「知識のための知識、漢検に答えるためだけの知識では意味がありません。私は3回使えば言葉は自分のものになると考えてます。背伸びするような表現でも使えば操れる範囲に入ってくるのです。そこでオススメしたいのが、例文を作ることです。馴染み薄い表現をメールや文章で練習する、アウトプットを通じて深いアウトプットができるのです。国語を学ぶことで感受性と対話力を磨いたら、人生はもっと楽しい、これが私のモットーです。」2019/12/04