父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。-1万年前から現代まですべてを紐解く「資本主義」全からくり

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父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。-1万年前から現代まですべてを紐解く「資本主義」全からくり

  • ISBN:9784478105511

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内容説明

十代の娘の「なぜ、世の中にはこんなに格差があるの?」というシンプルな質問をきっかけに、元ギリシャ財務大臣の父が経済の仕組みを語る。「宗教」や「文学」「SF映画」など多彩な切り口で、1万年以上の歴史を一気に見通し、「農業の発明」や「産業革命」から「仮想通貨」「AI革命」までその本質を鮮やかに説く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

261
ただでさえ娘と会話がなくなっている今日この頃。父が娘に経済の話を語るって?TikTokは、語れないけど、経済のことなら多少いけるっしょ。ということで、タイトルに物凄く惹かれたのが本書。貨幣の起源、エンクロージャーと賃金労働者の発生、剰余価値などをより分かり易く解説しています。市場経済の成り立ちを含め、著者は考え方が斬新です。ギリシャ崩壊の危機の頃、財務大臣であったこと考えると、なるほどなる文章がちらほらとお目にかかれます。経済の一つの切り口として、興味を惹かれはします。娘に語り聞かせるのはムリー!ですが。2019/09/25

きみたけ

237
著者は2015年のギリシャ経済危機の時に財務大臣を務めたヤニス・バルファキス氏。経済学を教える者として若い人たちに分かる言葉で経済を説明したい、離れて暮らす娘に話すようなつもりでこの本を書いています。経済の本を読んでいることを忘れてしまうくらい堅苦しくなく引き込まれるような感じがしました。 印象に残ったフレーズは「満足したブタより不満な人間のほうがいい。満足なばかより不満なソクラテスのほうがいい」、言い換えると無知は幸せということだそうです。2021/07/08

アベシ

228
交換価値ばかりを問題にするガリガリ亡者的な大企業や市場経済に反旗を翻し、経験価値をベースにしたネットワークで起業する若者が増えているという。これは行き過ぎたグローバリズムへの反動でもあるのだろうけれど、皆結構しっかりした、経済的な基盤をもっている。映画ブレードランナーやマトリックスはもはや夢物語ではなく、どういう未来を選択するのかという選択肢の延長上の問題となっている。日本が抱える先進的な問題にチャンスを見出している若者がたくさんいるというのは、著者の娘に向けたメッセージと同様に日本の大きな希望である。2019/07/28

NICKNAME

213
経済の本との事だが専門的な事ではなく基本をとても分かり易い例等を用いて説明している。とはいえ最後の方は若干難しくなる。経済とは科学ではなく哲学であるという著者の考えを上手に表現している本である。読み返してみても良いと思う。2019/05/29

R

154
タイトルほどわかりやすいとは思えなかったのだけども、経済とは何か、信用とは何かについて、成り立ちから実際を解説した本でした。格差がなぜあるのか、その始祖が農耕の始まりにあるというお話から、銀行がお金を勝手に生み出す仕組み、それをお金だと信用するということ、その危うさと便利さが理解できる内容でした。経済とは何か、哲学的なアプローチにも見える広範な読み物で、楽しく読み終えました。2020/03/23

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