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内容説明
夜になると魔物がうろつく、呪われた町カーストン。母をなくし厳しい衛兵隊長の父に育てられた魔法使いの弟子ケラックとその弟ドリスコルは、ある怪事件の第一発見者となる。独自の手がかりをつかんだ二人は、無理解な父や衛兵隊とは別に捜査を開始。そこに貧しい盗賊の少女モイラも加わり、限られた時間内にある失われた魂を救うべく、危険な探索に挑む。やがて三人の少年少女は大人たちも知らない事件の真相に迫っていく。そして彼らが向かった先は、ゴブリン、ゾンビ、アウルベアがひそむ〈破滅の地下迷宮〉だった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mayuri(Toli)
2
D&D小説らしい独特の泥臭さがあるのがいいです! 雰囲気がすごくよく出ていました。聡明で度胸のあるケラック、ちょっと怖がりだけど心優しいドリスコル、しっかり者のモイラ、この三人の子供たちが力をあわせて、様々な困難に立ち向かっていく様に、読む手が止まりません。非常に読みやすかったです。私はケラックが好き! とにかく頭が良くて、落ち着いていて格好いい! ドリスコルも憎めないキャラクターだし、モイラはなかなか肝が据わっていて格好いいですRPG小説が好きな私は、すっかり本シリーズの虜です。2014/01/06
NeiGe
0
本屋のオススメ、四巻完結予定が人気の余り只今十四巻目と兎に角面白い!みたいな宣伝だから期待したが、そんなに面白いとは思えなかった。母をなくした兄弟や仲間の女の子の父親が罪人という設定も生かしきれてない。2009/09/03