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内容説明
◆本書は、性的マイノリティの総称として使われる「LGBT」の基礎知識から、企業が社内外で取り組むべきことまで、丁寧に解説しています。事例も豊富で、いま知っておくべきことを網羅しています。
◆著者はLGBTに関わるシンクタンク代表として、CSR領域からマーケティング領域まで幅広くサポートしています。
◆企業の取り組みを交えて解説することで、具体的なイメージを持つことができます。LGBTの方の立場にたって、アクションがとれるようになります。
◆会社で人事・労務の仕事をしている人はもちろん、マネジャーや一般の人まで、最低限知っておきたい内容を余すことなくカバーしています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なるみ(旧Narumi)
29
ダイバーシティの知識を増やしたいと図書館で借りた一冊。勉強になりました。わかりやすかったです。2019/04/30
夏を待つ帆
9
LGBT(性的マイノリティ)という単語を聞いたことはない人はいない、というほど認知度が高まってきているが、本書はその概要と、ビジネスに関わる話が中心である。 マーケティングの話は少々馴染みのないものだったが、これから企業に就職する人は一度読んでみるとLGBTの視点から仕事についてイメージできるのではないだろうか?2018/06/26
へい
7
自分は新聞記事だったり関連書籍も読んできたから世間一般よりはLGBTに理解があるつもりでいたけれど、知らないことだらけだなと思った。江戸時代までは同性愛に関して寛容であったのに西欧化により否定的になり、それまた西欧からLGBTに理解を進めるために文化を逆輸入するというのはなんたる皮肉だろうと思った。またこれまでは以下にLGBTを市場にのせるかという文章を読んだことがなかったので、各企業の取り組みだったりどういう市場があるかということについて理解することができた。今後はさらに多様な市場になるんだろうと思う。2018/12/24
SK
6
151*ビジネス視点のLGBT本。『LGBTの人々の心をつかめば、その企業は大きな収益を得ることが可能でしょう』(P.134)。この一文で、ムリ。「こころの性」「日本は、多様なセクシュアリティに寛容な国」という間違った記述も。P.145では、非LGBT層に比べてLGBT層は自宅での飲食が高い支出傾向と書いているけれど、それは外食にも当てはまる。調査数がLGBT層828、非LGBT層208のようだし、分析にも問題があるのでは。2020/08/23
miki
4
大学のゼミで扱った内容が、世間でどのように認知されているのかを確認したいと思って手に取った。基礎知識に不足は無いと思う。一方で、日経文庫だからかLGBTを「イノベーター層」「情報感度が高い」として、企業で取り組むメリットについて多く語られているが、データに基づいているとはいえそこにはクローゼットの人たちは含まれていない可能性が高いわけで、新しいステレオタイプを作り上げてるのではないかと疑問に思った。でも経済的な合理性から攻めた方が社会的な理解・取り組みは進むのかなとも思ったり。マーケの話は興味深かった。2021/04/04




