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内容説明
マクロ経済学を身近に感じられる1冊。ニュースやケースを交えて解説することで理解がさらに深まる。
●マクロ経済学の基本の基本書
マクロ経済学はミクロ経済学と並んで、経済学の王道中の王道で、公務員試験で必須のほか、学生、一般の人も含めて読者の多い分野。これからの日本経済を考える上で、必要な知識。GDP(国内総生産)、財政政策、金融政策、為替などを、やさしい事例を用いながら解説。
●なぜ、いまこれを考えるのか。ニュースなども交えて解説。
著者の塩路氏は、2015年に、経済学研究で名誉ある「日本経済学会・石川賞」を受賞するなど、日本経済学研究の第一人者である。本書では従来の本に多い、頭から理論を押しつける解説ではなく、「なぜ税金が必要なのか」「なぜGDPから考えるのか」など、読者に寄り添う形で解説しています。また、章末にはニュースを題材として取り込んでおり、理解が深まります。「国単位で考える」マクロ経済学はどうしても身近に感じられない場合も多いですが、日々のニュースを理解する上で必要な知識が得られるよう、随所に工夫を凝らしています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
18
経済学に全く無知な私にもわかりやすく書かれていて良かった。政府の政策、日銀の金利政策などが市場にどのように影響を与えるのかが少しだけ分かったような気がする。もしかしたら人生で初めて読んだ経済学の本かも。2024/01/04
バジンガ
2
この本は、マクロ経済学を初めて学ぶ人にとって絶好の選択肢です。わかりやすい文章で書かれており、最近のトピックとの関連性もうまく指摘されています。そのため、一気に読み進めることができます。2024/03/09
じょあん
2
タイトル通り本当に「やさしい」内容になっている。難しくなりがちなところをかみ砕いてくれており、よく使われる英文字の略号の説明もされている。まんじゅうしか存在しない単純な構造にしてマクロ経済学の考え方を説明してくれたりして頭に入りやすい。まんじゅうのたとえは何度も形を変えて出てくる。次に読むべき本も案内されている親切設計。経済ニュースに興味が持てるようになる本。2023/07/13
強粘結炭
1
総じてタイトル通りの内容。ただ最後の方に,New Keynesian Phillips Curveの議論が出てくる。2019/02/23
aiichi
1
社会科学の知識があまりに無いため勉強。国内総生産、金融政策、為替など、よく耳にするマクロ経済の基礎部分について理解を深めることができた。2020/05/04