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内容説明
もうすぐ60歳になる山野このはさんは、つるばら村で、小さな理容店をひらいています。花が大好きなこのはさんのお店のまえには、いつも季節の花がたくさん咲いています。そして、今日も「つるばら理容店」には、ふしぎなお客さんがやってくるのですが……。心をふわりとかるくさせる、7編のやさしいファンタジー。「つるばら村」シリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
61
毎回後書きを楽しみにしています。 今回は故郷の理容師さんのお話でした。 点字をボランティアでされている小林さんがモデルなのですね。 小林さんが大晦日に落花生をネズミにご馳走した実話をもとにしたとは! ネズミにご馳走⁉️ 小林さんは凄い。 お会いしたい。 2015/11/04
ミーコ
49
台風の影響でお天気の悪い中 このお話を読んで お日様が照らした様に暖かい気持ちになれました。どれも素敵なお話ですが『山んばの錦』『風力発電』『ネズミのお礼』が特に良かったです❣️ 本当に、優しいファンタジーですね。あとがきより、茂市さんの子供の頃 近所に出来た理髪店の小林さんがモデルだった事を知りました。くるみさんや、林太郎さん ナオシさんが登場するのも嬉しいです。続けて このシリーズ読んで行きたいです。2017/10/29
はる
49
もうすぐ60歳になるこのはさんの小さな理容店。訪れるのは不思議なお客さんばかり。このシリーズの登場人物は優しいひとばかりですが、特にこのはさんは優しい感じですね。読んでいて癒されます。大晦日にネズミたちがこのはさんを助けてくれるお話し、ちょうどシーズンなので面白かったです。教科書に載っていた「チックとタック」を思い出しました。でもネズミに食器を洗ってもらうのはちょっと微妙かも…。 2016/01/02
masa@レビューお休み中
45
つるばら村シリーズに、はじめて登場する山野このはさん。しかも、今まで商品を売るお店ばかりだったのに、今回は物を売らない「つるばら理容店」のお話なのです。もちろん、このはさんはつるばら村に住んでいる家具屋の林太郎さんや養蜂家のナオシさんも髪を切ります。でも、それだけではなくて、変わったお客さんが来てしまうのです。ヤギに始まり、キツネや山んばなんかも出てきちゃいます。どのお話も良かったのですが、個人的に『風力発電』が好きですね。招待されたパーティーが幻想的で素敵なんですね。こんなパーティー行ってみたいなぁ。2012/11/23
Eiichi
39
読メ友だちのお勧めと、同業者つながりと言う事で、読んで見ました。つるばら村シーリズ化されているんですね。詩集のような、やさしいお話でした。2014/12/11