日本型PMIの方法論――中堅・中小企業を成長させるポストM&Aのプロセス

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日本型PMIの方法論――中堅・中小企業を成長させるポストM&Aのプロセス

  • 著者名:竹林信幸【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • プレジデント社(2019/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833451406

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内容説明

【内容紹介】
M&Aは、「成約」がゴールではない。
異なる企業同士が、当初目論んでいた成果を享受してはじめて、「成功」といえるのである。

日本M&Aセンターで、中堅・中小企業のためのポストM&Aのプロセス=PMIを手がけてきた著者が、M&Aを成功に導くPMIの考え方と手法を、理論と経験をもとに、豊富な図版を交えつつ解説。売り手企業と買い手企業が思いを共有し、シナジー効果を実現するためには、何が必要か──。
PMIコンサルティングの現場ですぐに活用できるツールとして、事例ごとの「帳票例」も掲載。M&Aを考える、M&Aをしたもののシナジー効果に悩む経営者、PMI担当者に向けた極めて実務的な指南書。
これまでのPMIについての書籍は、海外企業あるいは大企業同士のM&Aにおける取り組み事例が中心となっていたなかで、日本における中堅・中小企業のPMIに特化した初の本でもある。

【著者紹介】
[著]竹林信幸(たけばやし・のぶゆき)
日本CGパートナーズ取締役
1970年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大手生命保険会社を経て、国内外コンサルティング会社にて経営コンサルティング業務に従事。M&A支援、企業再生、経営者向けのコーチングなど、豊富なコンサルティング経験を有する。日本M&Aセンター入社後、PMI支援室の正式発足時に参画し、日本における中堅・中小企業向けのPMIの体系構築、パッケージ化したサービスの導入に尽力。「シナジー効果を享受するまでがM&A」との信念に基づき、日本M&AセンターのPMI案件のすべてに携わる。2018年、日本M&Aセンターの子会社である日本CGパートナーズの設立に伴い、取締役就任。経営会議でのファシリテーションなど、譲渡企業と譲受企業の意思決定の緩衝材となる役割も担っている。

【目次抜粋】
はじめに
第1章 PMIの定義
第2章 いま求められるPMI
第3章 PMIは「人」で決まる
第4章 「日本型PMI」を実践する
【マインドセット編】
【実践編】
第5章 PMIの準備
第6章 PMIの事例と帳票
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

逍遥遊

3
49-03-20200808 いいんじゃない。ひとつの考え方として頭の中に入れておくのは、決してマイナスにはならないだろうから。でも、PMIの資料作りが目的にならないようにすることが一番だよ。実行する人、まとめる人。役割分担してやっていくことが大切だと思う。2020/08/08

ヒデアキ

0
再読。組織的経営に移行する為に抑えるべき論点や具体的な検討・移行手順などが豊富な事例と共に記述されている。主に中小企業の場合、中小企業の規模間であるが故の弊害にどのように対峙していくかがポイントになる。継続的な人材育成とリーダーシップ発揮の機会探索の余資をどれだけ持つことができるかは経営の胆力・ケイパビリティが露骨に出る。2025/03/21

arearea

0
現在似たようなPMIのプロジェクトに携わっており、そことの親和性が非常に高い話があった。 中小企業のM&Aは慣れている大手が買収するのとでは全く性質が異なり、中長期で時間をかけていい、というのはまさしく感じた事ではあった。 100日プランとは言うがそこに耐えられるリソースは元々ない。全てをあるべき姿(これも幻想だが)に修正するのではなく、今の強みを殺さずにどうやって保持したまま伸ばしていくくは今までの経験が問われる事ではあると思う。2025/03/10

ヒデアキ

0
PMIの概念および上場企業が中堅・中小企業を買収して成長・シナジー創出を狙うという場面における関連業務の説明がボリュームを占める内容。管理会計や内部統制の不在をどう乗り越えるか・シナジーを狙って創出するための100日プランなど「キャリア移行期」における要諦と似たような感覚が求められると感じた。もう少し関連書籍を読んで土地勘をつけたい。2024/10/14

こばんざめ

0
ある程度大きな企業が中小企業を買収したとき、という、限定されたシチュエーションを想定したPMIについての方法論を論じた本。だが、内容的にはそれなりに普遍的な場面に当てはめられるものだと思う。小職はまさに今PMIの真っ只中に身を置いており、実際にさまざまな場面に遭遇しているが、本書の内容は概ね同意できるものである。しかし、本書を手に取った目的は、世間で言われるところの一般的なPMIの姿を確認した上で、何か新しい方法論がないだろうかとの期待を持っていたのだが、特段新しい話題は見当たらなかった。2020/01/29

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