文春文庫<br> 速すぎるニュースをゆっくり解説します Fast News,Slow Journalism

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文春文庫
速すぎるニュースをゆっくり解説します Fast News,Slow Journalism

  • 著者名:池上彰【著】
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2019/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167911270

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内容説明

誰もがスマホに追われている今だからこそ、「スロー」なジャーナリズムを! 慌ただしい日々のニュースの塵を払ってゆっくり解説しなければ、世界の変化の本質は見えません。トランプ登場、英EU離脱のきっかけは? 米朝首脳会談や北方領土問題など、どう状況が変わった? 数年間の情報をまとめて池上彰が解説します。半藤一利、エマニュエル・トッド、出口治明との対談も収録。

【目次より】
第1章 アメリカ激変──トランプイズムとは何か
第2章 EU崩壊──自国ファーストと女帝メルケルの挫折
第3章 ロシアの覇権──”皇帝”プーチンの新・帝国主義
第4章 中東の火種──大国サウジvsイランの時代に
第5章 中国の成長痛──習近平、”皇帝”への道
第6章 韓国・北朝鮮の新展開──「シン・冷戦」の結末は
第7章 沈む日本──安倍一強のひずみ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Katsuto Yoshinaga

8
氏の著作は過去のものとの重複はあるが、毎回新しい知識を提供してくれる。「パナマ文書の報道は日本では今ひとつ」「旧東ドイツでは資本主義は悪との教育のため反ナチ意識が不十分」「アタチュルクの後継者を自任するトルコ国軍は政教分離の守護者」「シーア派民兵は(イラン)革命防衛隊」「イスラム教は三大宗教の中では成立約1400年と若く、キリスト教でいうと魔女狩りが行われていた段階」「偏向放送という判断をする放送法がわかっていない高市早苗」等々、また報道を読む楽しみを増やしてくれる。(コメに続く)2019/09/12

mintia

7
池上さんの他の著作やテレビなどで、大体知っている内容だった。ただ、忘れていることも多く、勉強になった。2019/09/14

フク

7
kindle★★★☆☆ 過去のニュースのおさらい。その時は話題になっても、その後の経過って気にしていないかも。 * ちょいちょい入るダジャレを使ってみたいがニッチすぎて。2019/05/11

Noribo

6
世界は、日本はどのようになるのか。激動する世界のニュースに追われる日考えることがこの本の狙い(「はじめに」より。) ①アメリカ激変(トランプイズムとはなにか)②EU崩壊(自国ファーストと女帝メルケルの挫折)③ロシアの覇権(皇帝プーチンの新・帝国主義)④中東の火種(大国サウジvsイランの時代に)⑤中国の成長痛(習近平、皇帝への道)⑥韓国・北朝鮮の新展開(「シン・冷戦」の結末は)⑦沈む日本(安倍一強のひずみ) この中では特に「④中東の火種」はそもそも中東に関する知識不足の私に大変勉強になった。2019/04/23

Hiroshi

6
フェイクニュースが巷に溢れているのは速報第一主義があるからと考え、スローニュースを提唱する本。新聞で記事を読んでいても、「全体像は?」「何故問題になるの?」と判らなかいことが多い。後日にでる特集記事で頭の中を整理して理解している。本書は著者が既に週刊誌等で発表したものを纏めて加筆したものだが、特集記事より情報が多くて、整理がきちんと出来る。①アメリカ。トランプはエゴの塊。褒めまくると好意を示すが、批判されると反撃してきて、いつまでも根に持つ。娘婿がユダヤ寄りの鍵。トランプの交渉はワンパターン。無知は恐い。2019/03/18

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