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内容説明
西尾維新、傾倒!「諭(サト)された! 小説家かくあるべしと!」 往時の文壇を舞台に、売れない小説家の恋と青春を描く群像劇「強風記」、第41回ちばてつや賞一般部門大賞を受賞した時代劇「HOME」、描き下ろし短編「かみなり」の三編を収録。エッセイコミックで知られるカラスヤサトシが、フィクションの描き手としての筆力を縦横無尽に発揮した驚愕の作品集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
15
いつもはユーモラスな自虐ネタで、何となく共感しながら笑わせて貰っているカラスヤサトシ。あの柔らかい絵にストーリーが入るとこんなにゾッとする話になるかと、読了後しばらくドキドキした。ストーリー自体は何ら怖さもなく普通の三文文士の話なんですがね。何か身につまされる怖さ…いや違うなぁ、あぁ『あなただってこんな感じですよね』という共感…ではないな、もっと怖い『事実を突きつけられた』ような怖さを感じました。2002年のちば賞作品も収載。カラスヤサトシの絵はこの頃から目が怖い(笑)。2012/10/24
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
6
やはりこの作者の普通の漫画よりも、ストーリーがあっても四コマで続けるのがいいんじゃないかと思った一冊2012/09/20
半木 糺
3
「純文学」を題材にした漫画作品は数あれど、作者自身をその世界に入り込ませて、その目線でエッセイ風に描くというこの手法は相当独特である。私はカラスヤサトシ氏の人となりはあまり分からないが、文学に対しての知見を豊富に持っている人なのではないか、と本書を読んで感じた。2012/09/01
アラキハヂメ
3
カラスヤサトシの初のフィクション作品集。いつものエッセイマンガのような飄々としたテイストの裏にあった無常感みたいなものがより全面に出てる印象。こういうのもいいなあ。2012/09/08
にし
2
ストーリー物ということだったけど、主人公の顔も同じだし、意外といつもの感じだった。時代物が好きなのね。2016/06/16
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