内容説明
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民法が制定以来120年ぶりに改正されました。民法はビジネスや取引に関わる重要な法律なので改正ポイントが気になる方も多くいることでしょう。本書は、民法の条文を新旧対照で掲載して違いを一目で比べられるようにし、改正のポイントを図解で解説した入門書です。多岐にわたる改正箇所すべてを並べるのではなく、メリハリをつけて時効・債権の総則・契約など80テーマを精選。民法の改正ポイントを理解する最初の一冊として最適です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
俊介
5
一部改正民法が来年4月から施行されるにあたって、その要点をまとめたもの。新旧を比較し、条文に即して解説してくれるので、理解も深まる。比較してみると、確かに新しい条文は読みやすくなってる気がする。あとは改正内容は多岐に渡るが、気になったとことしては、保証人への保護が手厚くなったとこだ。そこは発展といえるだろう。それと債権の消滅時効が一律になるのも面白い。これにより例えば、飲み屋のツケは、今までは原則1年を過ぎたらチャラになったが、これからは原則5年に延長されるらしい。気をつけたいところ。2019/12/20
葉
2
民法の大改正が2020年4月1日から施行される。改正のポイントをまとめた本だが、そもそも自分は民法の勉強をしてこなかったので、とっつきにくさはあった。条文を新旧対照で示しているところが旧民法を勉強済みの人にはありがたいところだ。心裡(しんり)留保から意味を知らなかったが、わかりやすく解説されており、イラスト付きなところが初心者にもやさしい。改正のポイントなどもわかりやすかった。2019/08/19
hihuhihu
0
まとまっていてわかりやすい。(ほぼ判例・実務通りの修正とはいえ)随分変わったものだ。ここから民法を学ぶ人にとってどうかはわからないけれど。2021/04/15
凛
0
とても分かりやすいです。2020/01/25
Hisashi Tokunaga
0
教養としての民法を楽しむために手に取った。時々に債権法改正(主に2020年4月施行、一部施行開始)の内容を「噛み締める」ためにざっと読みこんでおくと良いのかな?2019/10/20