となりの女神

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となりの女神

  • 著者名:山下貴光【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 中央公論新社(2019/02発売)
  • 中央公論新社 GW特大フェア ポイント40倍!(~5/12)
  • ポイント 320pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120046933

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内容説明

無人島の清掃作業という奇妙なアルバイトに採用されたのは、僕と売れないお笑い芸人。その島は人間の上陸が禁止されているため、二人は「猿」と「山犬」と名付けられた。そして上陸すると、そこには生き神様として扱われる一人の少女がいた……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむり

41
無人島?で、犬や猿になって清掃作業を行う……。奇妙な設定で、最初は面白そうだったのですが。。なんだこれw2015/04/20

九月猫

34
瀬戸内海の無人島での清掃作業に採用された僕と売れない芸人の男。島で僕らを待っていたのは、生き神様として祀られている少女・夕星と世話係の幽鬼。人間が上陸できない島で僕たちに与えられた名前(役割)は猿と山犬。世間と隔絶された島での10日間、幽鬼と夕星との会話や生き方を通して僕(猿)と山犬が過去の傷や罪を乗り越え受け入れ、前向きに帰っていくお話……なんだけど、いいことも書いてあるんだけど、心に残らない。いい加減そうな山犬が意外に心細やかだったり、夕星が可愛いところだけが印象に残った。読後感は悪くないけれど。2015/07/02

NOBU

20
一気に読み終える程には惹きつけられたのだが、いまひとつ何がなんだかわからない。2015/03/02

こうちゃ

19
無人島での清掃作業、十日間で日当三万円、宿泊所完備、食事付き。多数の応募者から採用されたのは、23歳の二人の男。人間の上陸を禁じている瀬戸内海に浮かぶその島で、〔猿〕〔山犬〕と名付けられた二人は、生き神様と祀られる少女とその面倒を見る女性と出会った。そして、三年に一度おこなわれる祭礼に参加することになり・・・。同郷の作家さんなのと、表紙の島が”あの島かな~?”と楽しみに読んでみたけれど、今回はちょっと堅苦しい感じが。山犬の罪が何かも明かされなかったし不完全燃焼。でも夕星のキャラは好き。2015/03/21

まぁにぃ

13
油断した。 はじめての作家さんで、124ページの薄い本。 帯の「幸福な世界なら、神様はいらないのに」にひかれて手にした。 読みやすい文体の中に哲学的要素も盛り込まれている。 最後のページの「外になくて、島にあるものは何だと思いますか」には、私自身も考えさせられた。 この本は「読者次第で、如何様にも取れる」本なのかもしれない。 読者側の「読書力」を試してますか? 山下貴光さん。 2018/05/05

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