創元推理文庫<br> 予告状ブラック・オア・ホワイト

個数:1
紙書籍版価格
¥902
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
予告状ブラック・オア・ホワイト

  • 著者名:市井豊【著】
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • 東京創元社(2019/03発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488441135

ファイル: /

内容説明

真面目さが取り柄の会社員・渡会透子は、ひょんなことから名探偵・九条清春の秘書になる。かつて九条は全国を股にかけ、多くの難事件を解決した素人探偵だったが、今は地元・川崎市内というご近所でのささやかな謎にしか興味を持たない、自称“ご当地探偵”になっていた。そんなモットーを掲げ、極めてマイペースで普段はぐうたらに過ごす九条の尻を叩きつつ、透子は奇妙な謎と向き合う。ご当地アイドルに届いた予告状、川崎市出身のオリンピック選手の行方不明事件など全5編。ものぐさ探偵と生真面目秘書が依頼人の悩みを晴らす、連作ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

82
連作短編集。ものぐさ探偵と生真面目秘書で謎を解く。桐江さんちの宝物が一番良かった。2019/03/29

papako

72
なんか気になって読んだ。ご近所さんの川崎が舞台ってこともあって。うーん、あんまり楽しめなかった。ご当地探偵と秘書の会話の妙を楽しめれば良かったのか?謎ときも気持ちよくなくて。テンポが合わなかったようです。これなら『聴き屋』の方がまとまってたと思う。2019/04/05

よっち

54
ひょんなことから名探偵・九条清春の秘書になった渡会透子。自称ご当地探偵の九条と堅物で真面目さが取り柄の透子が、地元で起きる奇妙な謎を解き明かしてゆく連作ミステリ。神奈川県川崎市を舞台に、ご当地アイドルに届いた脅迫状や今は亡き親友の宝物の正体、地元出身のオリンピック選手を巡る嘘、動物公園で起きた不審な出来事、絵馬紛失事件の真相。こじんまりとした謎が中心の展開でしたけど、ぐうたらな九条と透子の掛け合いもなかなか楽しく、解き明かす真相もまた優しく味わいのある結末だったりで、是非シリーズ化を期待したい作品ですね。2019/04/04

hnzwd

36
一流財閥の息子ながら、ご近所の謎解き専門の探偵と、その秘書を主人公にした短編集。犯人に悪意があるのは一話だけで、基本は日常の謎物でしょうか。全ての話が最後にもう一捻りする形を取るものの、、ちょっと小粒な印象が。2019/03/13

coco夏ko10角

35
川崎市内のささやかな謎にしか興味がないご当地探偵、5つのお話収録の連作短編集。秘書・透子さんの真面目具合好きだわ。実在する施設や商店街がいくつも。カワサキハロウィン、準備期間と当日でそれぞれ一話できそうだし、続編あったら読んでみたい。2019/07/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13442869
  • ご注意事項

最近チェックした商品