内容説明
１９７０年代から８０年代にかけて放映された、伝説の刑事ドラマ『太陽にほえろ！』を憶えているでしょうか？
その中で、新米刑事「ボン」をつとめたのが、俳優の宮内淳さん。
それから数々の映画、ドラマに出演した後、世界の秘境を回るドキュメンタリー番組で活躍。
それがきっかけで環境問題に目覚め、いまは国連の提携団体で、地球環境にかかわる仕事をしています。
そんな宮内さんは、若いころから、「人はなぜこの世に生まれ、死んでいくのか」「人生の意味とは何なのか」とつねに考えてきたそうです。
華麗なる芸能界にいても、ジャングルの奥地に住む原住民の村を訪れても、その疑問が解けることはなかったそうです。
その答えを見出したのが、いまからおよそ１０年前。お母様が亡くなってからのことです。
生前、お母様とはある約束を交わしていました。それは、「もし亡くなって“あの世”があったら、知らせてほしい」というもの。
果たして、お母様が亡くなってから、いくつもの不思議な現象が起き、それから頭の中にメッセージが降りてくるようになりました。
……それは、「あの世」と「この世」のしくみ、人生を生きる意味を明快に説明してくれる答えでした。
亡き母からのメッセージを読み解き、著者の人生をたどるときに見えてくる究極の真実とは？
『太陽にほえろ！』の裏話も満載！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
6
「太陽にほえろ」でボン刑事の役をやっていた方。 あの世の話も興味深く読めたけど、太陽にほえろの時代の話もたくさんあったので、そうだったんだと、楽しく読めた。 若い頃この方のフアンで、フアンクラブにまで入っていた私だけど、この本を読んで人柄を知り、やっぱり中身も素敵な人だなと思った 2020/07/02
たかゆじ＠石原プロは永遠だ！！！
1
宮内淳氏の魅力に取りつかれている自分がいる。流石に4年も太陽にほえろ！に出演していただけあると思うし、俳優をしながら「自分とは？」「人間とは？」について考えていたと思うと奥の深い方だと思う。2023/06/09
ジュリ
1
愛が大切。自分が好きなことをしていると、ものごとがうまく進んで行く。そこに愛も必要。2022/11/22
紅茶派
0
なかなかの良書だと感じましたが、あまり話題にはならなかったのかな。愛のエネルギーを持ち帰ると、あの世は喜んでくれる、とのことですが、情報、経験、体験など、何を持ち帰っても、あの世は歓迎してくれると思います。この世の人口が減るということは、この世の卒業生が増えたこと、というのは同感です。この本が出て約1年半後に、著者はこの世の束縛を離れて、あの世の住人になったそうです。この世でやることをやり終えたということなのでしょうかね。良い本を残してくれました。2024/05/16
