経済学なんて教科書だけでわかるか！ボケ！！…でも本当は知りたいかも。

著者名：さくら剛

ダイヤモンド社（2019/02発売）

• ISBN：9784478106532

内容説明

経済学の入門レベルの知識をさくら剛が解説。「インドのぼったくりとの壮絶な価格交渉から学ぶ物価の決まり方」「地下アイドルとＪＫビジネスから学ぶＧＤＰ」「ドラクエの世界で金融緩和や財政出動をしてみたら？」など、経済学者では決して書けないバカバカしいけれどわかりやすいたとえ話が満載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ROOM 237]

IQ2の者だけど経済学の本読めたどー！難しい経済用語をアイドルとドラクエに例えてわかりやすく教えてくれます、アイドルもドラクエ(テーマ曲は知っとる)も1ミリも知らないIQ2の者を理解させてゲラゲラ笑かしながら読破させる手腕よ…只者じゃねぇ(✧Д✧)ｶｯ! いやー今まで難しく考え過ぎてたんだよなァ。じゃちょっくら友達に面白い経済学の本読んだ自慢してくるので失礼します←

2022/06/26

[bonbon99]

雑談が多すぎて本論と逸れるのに自分は、ついていけなかった。すいません。最終章で、日本人は世界の人の中で一番お金を持ったまま死ぬ。無駄な物は買わない、突き詰めると清貧思想のような考えを貫くと、結局、貯金が善・消費が悪となり、経済が回らず、イノベーションが起きない。もっと消費をして経済をまわそうというのが最後に語られていた。そこはすごく良い。ただ投資はギャンブル、ゼロサムゲームといった主張は、合わなかった。健全な投資こそ、経済を浮揚させることになる点は付け加えてほしかった。

2021/03/23

[なつこ]

完全にカバーが面白くて購入。経済学者が書いていないだけあって読みやすい。例えもドラクエやアイドルの話でしてあり、現代風。一方で超脱線も多い(最初に書いてあるが笑)ので、時々なんの話をしているのかわからなくなった笑

2020/02/27

[Minamihama]

良書。前に読んだ「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」を５点だとすると、この本には８点をあげたい。巻末の「GDP問題」の部分を読むと、著者の誠実さが良く伝わってくる。

2019/09/22

[クラムボン]

笑えた。 でもただ笑えただけではない。 よく知っているからこそ分かりやすく、なおかつ、例えをうまく活用できるんだなぁ。 だからと言って金融緩和や財政出動を『ドラクエ』に、デフレマインドの払拭に『猪木さん』を引き合いに出すなど、一定の人にしかわからない部分には大いに声を出して笑いました。マインドを共有できたような。 この人の作品、読んでみたいな。

2024/03/03