内容説明
パキスタン・カラチで非業の死を遂げた人工知能学者のヒュウガ博士。そして、同時期に世界各地で発見された四博士の不可解な死体。連続死との関係、そして、博士が遺した「アトラスの謎」の真相とは? 京都、シンガポール、イタリア、インドを舞台に完全記憶を持つ孤高の天才数学者、一石豊が人類最大の秘密を暴く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
79
一石豊その2。黒幕?は予想通りでしたが、その他にもいろいろ予想外の謎があって楽しめました。2018/10/13
雪紫
58
例えるなら連作短編風ワールドワイドなQEDシリーズ(ただし殺人事件は近年時折ある刺身のツマにあらず)。と言えばわかりやすいか。色んな知識を総動員し、まとめ上げるとんでも本で、正直なところ大枠以外は理解出来たと言い難い。とにかく熱量の凄い1冊でタイトル回収はお見事。2022/07/03
まりお
43
久しぶりに感想を。とある学者が殺された。それに関係するかの様に学者達が殺されている。真相を探る為、世界5ヵ所を駆け巡る。真相については陰謀とかそんなものか、と思った。所々に散りばめられた、考古学や民族学などの知識が読めたのが楽しかった。2019/01/29
yoshimi
29
1人の学者の死をきっかけに始まる世界を股にかけたスケールの大きなお話。膨大な情報量と薀蓄に溺れそうになりながらもワクワクと先を読み急いだ。こういう作品は大好きだけど、欲を言えばその土地土地の食事風景がほしかった(笑)。完全記憶を持つホームズ役の一石と京大出身の才女であるワトソン役のアリスのやりとりが軽妙で、置いてけぼりになることなく完走。続編が出るならまた読みたい。2019/02/04
あっちゃん
27
この作家さんの作品らしく、蘊蓄の嵐(笑)ほぼ、理解不能なのに、癖になるらしく、 ついつい手にしてしまうのが1番の謎(  ̄▽ ̄)今回は、学者さん達の死の謎を追い、各地を飛び回るけど、登場人物はかなり少なく、そこだけは解りやすい!2019/02/16
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