虎の回顧録 昭和プロレス暗黒秘史

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虎の回顧録 昭和プロレス暗黒秘史

  • 著者名:タイガー戸口【著】
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • 徳間書店(2019/02発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198647827

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内容説明

日本プロレス所属時に片道切符、シューズ、トランクスだけ持って渡米し「ヒール」としてアメリカン・ドリームを実現したレスラーがいた。だが、彼はジャイアント馬場の策謀で全日に引き戻され3番手に甘んじ、金銭トラブルを理由に新日に移籍。その後、再渡米しWWFに参戦ホーガン、シュワツェネッガー、ドナルド・トランプらと知り合う。「レスラーは個人事業主」の信念の元、今なおマットに立つ戦いの半生が、プロレス界の秘話とともに明かされる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅうと

17
日本とアメリカのプロレスの違いを知ることができて面白かった。2021/10/23

ニャーマネコトリック教 教祖代理

2
日米を又にかけ、米国ではトップヒールとして活躍したキム・ドク。日本ではタイガー戸口。生い立ちからプロレス入門、渡米と米国での活躍を自由に語る。レスリングの腕一本でテリトリーを渡り歩いた時代、全日本・新日本時代、WWF時代と時代の移り変わりをこの目で見てきた人のエピソードが満載である。金、ビジネス、そしてステロイド。正の側面、負の側面を赤裸々に描く。まさにアメリカンドリーム。プロレスに限らず、今後海外に活路を見出す人も参考にしてみてもいいかも。2023/01/30

アスワンハイダム

2
本人が悪いわけではないのですが、プロレス本にありがちな誤字脱字のオンパレード。さらに地の文での「、」多様で読みづらく、構成の原彬の無能ぶりが引き立つ一冊です。以下メモ。マリオットホテルのオーナーはマフィア。キラー・カーンの奥さんは2mあり、娘も195cmのカーンよりデカい。全日の外国人選手はファンクスと契約して、全日に「派遣」されていた。2020/03/22

Eiki Natori

2
ある人はビッグマウス、松永光弘は恩人、また寂しがりやと言い、世界中どこでも彼女ができると言われたタイガー戸口。未だ現役で、先日もバトルロイヤルで負けた後もちょっかいを出し会場を沸かせた。 プロレスファンのトランプとも親しかったとか。トランプは寡黙でジョーク好きであり、今の感情剥き出しな姿はプロレスから影響を受けたのではと。劇場型政治ではなくプロレス型政治と書いたのは面白かった。 WING時代遅刻するプエルトリコ人を一括したと聞いたが、ゴッチの影響だったこともわかり面白かった。 実は良い人。それは確信した。2019/03/02

BATTARIA

1
著者はジャイアント馬場、ジャンボ鶴田に次ぐ全日本プロレスNo.3だったが、トップ外人相手には敵わない役どころ。新日本プロレスでは、全日出身者がいかにダメかという扱いをされたが、自業自得なのは否めない。アメリカで週1万ドル稼いだのに、全日では4分の1に下がったことや、家族の日本への旅費を出してくれなかったことについての馬場への憤りも、自分がまいた種でしかない。日本での栄光はアメリカでは何の価値もないけど、逆もまた然りと思えなかったのが、著者の限界だったようだ。著者の扱いの低さは、出自だけが理由ではなかった。2020/08/07

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