内容説明
コンパクトなスタンダードテキストとして長く読み継がれているテキスト。「なぜそうした法制度が必要なのか」という問いに丁寧に応えて解説する。平成29年の民法(債権法)改正,および,平成30年の商法改正を織り込んだ最新版。
目次
第1編 序 論
第1章 手形・小切手の法的構造
第2章 手形・小切手の完全有価証券性
第3章 手形・小切手の経済的機能
第4章 歴史・外国法・法源
第2編 総 論
第1章 手形行為の意義と成立要件
第2章 手形行為の性質
第3章 手形行為と原因関係
第4章 手形行為と法律行為に関する一般原則
第5章 他人による手形行為
第6章 手形の偽造,変造,抹消・毀損・喪失
第3編 各 論
第1章 約束手形
第2章 為替手形
第3章 小切手
第4編 有価証券法通論
第1章 有価証券の概念
第2章 有価証券の分類とその法的意義
第3章 有価証券の発行
第4章 有価証券の譲渡
第5章 有価証券の善意の譲受人の保護
第6章 有価証券による権利行使
第7章 有価証券喪失の場合の措置