内容説明
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将棋は30年でどう変わったか?
本書は平成に現れた「横歩取り・相掛かり・矢倉・雁木・角換わり」の新手を網羅的に解説した書籍です。
特に重要な新手に関しては、古い形から解説しているので総合定跡書としても読むことが出来ます。
新手の登場により、矢倉模様から横歩取りになったり、角換わりから相掛かりになっていたりと戦型同士の垣根が低くなりました。
ですから、これからの居飛車党は全ての戦型に対しての知識が求められる事は間違いないでしょう。
本書は各戦型を独立の章立てで解説しているので、興味のある戦型から読み進める事もできますが、
通して読んでいただく事でバラバラな戦型同士がどうやって結びついているかが、理解できる仕組みとなっています。
本書で、各戦型の知識を補完し現代の居飛車党を目指してください。
◎構成
第1章 横歩取り系
第2章 相掛かり系
第3章 矢倉系
第4章 雁木系
第5章 角換わり系
第6章 新手アラカルト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
18
相居飛車の、平成に出た新手をまとめた本。印象度B がっぷり四つに組む相矢倉(37桂・46銀)は消え居角左美濃をはじめとする急戦に置き換わってしまった「矢倉」、江戸時代の戦法だったのに復活した「雁木」、29飛・48金のバランス型や桂馬速攻が登場した「角換わり」…。横歩取り、相がかりは指さないので読んでないが。やはりプロの話なので変化が細かく難解で、アマ2,3段はないと理解は追いつかないかも。 振り飛車党なので、玉を固めないバランス型になる居飛車は難しい2023/01/12