天夢人<br> 大いなる謎 北条早雲への旅-人生の真実とゆかりの地をたずねて

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天夢人
大いなる謎 北条早雲への旅-人生の真実とゆかりの地をたずねて

  • 著者名:泉秀樹
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 天夢人(2019/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635821179

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内容説明

日本史上初の国盗り大名にして、関東の覇者として東国に君臨した北条早雲。

2019年は没後500年の大きな節目を迎え、再評価の機運が高まっています。
北条早雲は民に尽くし、臣下を重んじた武将として、右に出る存在がないほどの評価を得ています。
ビジネスマンに人気が高いのは、早雲の治世と生涯に、現代に通じるマネージメントの秘密が隠されているからです。

テーマは「北条早雲は現代に何を残してくれたのか──」。

「泉秀樹の歴史を歩く」(J:COMテレビ)で人気の歴史小説家・泉秀樹が、北条早雲ゆかりの地を訪ねながらその生き様に迫り、早雲人気の謎に迫ります。
作者はフィールドワークを通じて、新説・旧説を一つひとつ検証。
新しい早雲像を浮かび上がらせていきます。

本書で“早雲歩きを楽しめば、早雲が生涯をかけて実現したかった大志が見えてくる!
あなたも“早雲歩きで、今を生きるヒントを見つけてみませんか。

【内容紹介】
●第1章●「応仁の乱」の都から
誕生と幼少期の実像とは?
なぜ「応仁の乱」の京へのぼったのか
伊勢で近侍する足利義視と別れたのはなぜか...ほか
コラム ゆかりの地を歩く1──岡山県井原市
コラム ゆかりの地を歩く2──京都府京都市
コラム ゆかりの地を歩く3──静岡県菊川市~焼津市

●第2章●早雲、戦いの日々へ!
なぜ今川館を急襲したのか
いかにして興国寺城主となったか
早雲による「領民のための国づくり」とは...ほか
コラム ゆかりの地を歩く4──神奈川県鎌倉市
コラム ゆかりの地を歩く5──静岡県沼津市

●第3章●一国の主へ──伊豆国を盗る
堀越御所の急襲作戦はいかなるものか
早雲の戦いぶりと孫子の兵法
いちはやく領民の支持を得たのはなぜか...ほか
コラム ゆかりの地を歩く6──静岡県伊豆の国市
コラム ゆかりの地を歩く7──静岡県伊豆市
コラム ゆかりの地を歩く8──静岡県下田市

●第4章●二国の領主へ──相模攻略の道
いかに小田原を狙ったのか
あざやかな夜襲の成功とは?
小田原城攻略時の「火牛の計」の真実...ほか
コラム ゆかりの地を歩く9──神奈川県小田原市
コラム ゆかりの地を歩く10──神奈川県伊勢原市

●第5章●相模統一と堂々たる晩年
早雲が完敗した「権現山の戦い」とは?
生涯の大敵「三浦道寸」といかに戦ったか
相模攻略を急がない理由...ほか
コラム ゆかりの地を歩く11──神奈川県三浦市
コラム ゆかりの地を歩く12──神奈川県足柄下郡箱根町

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

58
最新の研究により分かった、北条早雲公の謎を判り易く解説。早雲公を知りたい、興味がある人には良い一冊。2019/07/09

roatsu

16
泉秀樹先生の確かな筆で、小田原北条氏創業者である北条早雲こと伊勢宗瑞の生涯と数々の事績を辿る一冊。荒唐無稽な一介の素浪人による国盗りなどあろうはずもなく、室町幕府要職を務める名家の出であり、動乱の時代に持ち前の器量と家柄のアドバンテージを利用して世に出るべくして出た人物だったことがよく分かる。引用される古文書の文章の直後にその現代語訳を付けてくれて大変読みやすく、また挿入されるコラムは生誕地を始め現代に残る彼の足跡やゆかりの場所を踏査した紀行文も楽しい、躍動的な人物伝である。付録として収録された、早雲寺殿2020/07/13

ずぅ

5
歴史系はアレルギーが出るほど苦手だけど上司から借りたから読んでみたシリーズ1 今更ながら、初代のときはがっつり小田原でもないんだなあ。確かに早雲が基盤を作って、氏綱が守って、氏康が最盛期、っていうイメージはある。 2019/02/24

竜玄葉潤

3
神奈川県民(元)からすると早雲は英雄だったはずなのだが、最近、詳しくなってくると、相模にはあんま来てないじゃん!とか思ってしまう。2021/10/28

1
歴史上の英雄は素性が時代とともに解明されてくることがあり、面白いのだけれど、夢をそのままみさせておいてくれ、みたいなところもある。百姓の倅の出で太閤になったとか、ガマの油売りが大名になったとか。早雲の場合も同じで、英雄であることに変わりはないが、ロマンがちょっと色あせた。まあそれにしてもこの人たちはこっちの戦場からあっちの戦場へと忙しいこと。現代の企業家もそんな感じではあるが、命懸けの勝負だから良くトラウマにならない事、関心です。精神構造が違うんだろうね。★3。2021/01/30

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