角川文庫<br> 総理に告ぐ 新橋署刑事課特別治安室〈NEO〉

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角川文庫
総理に告ぐ 新橋署刑事課特別治安室〈NEO〉

  • 著者名:永瀬隼介【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2019/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041079652

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内容説明

ノンフィクションライターの小林は、脳梗塞で療養中の元与党幹事長・佐竹の回顧録のゴーストライターを引き受ける。売れないライターからの一発逆転を狙い、小林は過去のスキャンダルを告白させようと試みるが、国の行く末を憂う佐竹が語り出したのは、戦争のできる国家へと大きく舵を切る現総理大臣のスキャンダルだった。しかし、佐竹の告解が終わった刹那、公安警察が現れて乱闘になり、脳梗塞を再発した佐竹は死亡してしまう。佐竹の告白と乱闘の一部始終が録音されたレコーダーを手に、現場から命からがら逃げ出した小林は、旧知の警察官の助けを得て、マスコミを巻き込んだ大勝負に出るが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

NAOAMI

16
元政界フィクサー佐竹の回顧録を引き受けた売れないライター小林が現職総理のスキャンダルを手入手。公安乱入~秘書射殺までの一部始終を録音したレコーダーと共に逃げ出した彼は一世一代の大勝負に出る。彼の師匠が消され、マスコミへの持ち込みは門前払い。特別治安室初日勤務の黒澤警部を頼って事態は急展開。面白い筋書きとテンポで軽く読めるが、どうも粗削りで会話文も稚拙。濃いキャラなのに各自薄っぺら。公安が一介のライターを泳がせ過ぎ。即刻、拘束監禁して軽くいたぶれば、ものの数分で証拠回収処分できただろう。偶然ばかりで興醒め。2019/03/23

chikap610

6
良かったですよ! コレ、ある立場の人が読んだら身につまされると言うか、恥ずかしいと言うか、 諸々、味付けも絶妙ですよ。隼ちゃん、続編期待してます!2019/11/20

YH

2
面白かった!今の政治、マスコミそして国民のあり方をとことん風刺しつつ、個人の良心、正義感はまだ生きているという希望も感じた。色々とモデルになりそうな現実のあれこれを皮肉っており、特にハチ公は某作家を彷彿とさせ、笑ってしまう。2020/03/06

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