内容説明
「万年筆とインク」を活用し、そして万年筆がある生活を楽しむための情報を集めた文具の本です。万年筆は、便利な筆記具であり、そして特別な快楽が潜んでいます。万年筆には200年を超える歴史があり、先人の知恵が積み重なり、進化し続けてきました。万年筆の構造や使い方の基本を知っていると、より心地よく、万年筆の魅力を引き出すことができるようになります。
この本は、文具の専門誌「趣味の文具箱」編集部が作りました。「趣味の文具箱」は2004年の創刊以来、万年筆の魅力を伝え続けています。バックナンバーの万年筆記事、別冊「万年筆のすべて」などの情報を集め、大幅に加筆修正して構成しています。
※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹城 俊之介
70
この世の中には恐ろしき物が多々ありますが、「インク沼」って奴は、それはそれは恐ろしいモノです。私はインク瓶2〜3本位しか持ってないので、片足の爪先位までしか浸かってないレベル。この位なら大した事ァないんですが、ハマるとヤヴァイ。 本書にある各社のインク色見本とか見てると、うっとりしてきます、万年筆✕インクの組み合わせの快楽は、万年筆の愉しみの中でも中毒性が高い。青系インク集めたりしだしたらヤヴァイ。 各社の万年筆写真の充実ぶりも素晴らしく、万年筆の入門書として、ある意味、危険な魅力を放つ一冊です。要注意！2022/01/10
ロマンチッカーnao
23
万年筆好きにはたまらない一冊。入門書ですが、万年筆好きが、万年筆を眺めるための一冊と言っても間違いないでしょう。 幸せだぁ（笑） 2019/07/14
けいこ
16
字の練習には万年筆が良いと知って、格安万年筆のカクノを買ってから、他の万年筆にも興味が出て来ました。万年筆とインクが沢山載っていてカタログみたいです。高い万年筆は百万円位する物もあるみたいで、ひえーとなりました。でも、眺めるだけでも楽しかったです。2019/06/22
マク
6
記録2021/11/08
とみぃ
3
★★★★★ 雑誌編集者の万年筆愛を感じる素晴らしい内容でした。 万年筆の各部位の名称、仕組み、書き方、メンテナンス方法、歴史、ブランド、インク...オールインワンな内容で大満足です。今すぐ万年筆で何かを書きたくなるような気持ちにさせられます。万年筆はどのメーカーも美しく、眺めているとウットリ。2023/09/04
