ハーレクイン 公爵と秘密の愛し子

著者名：サラ・マロリー【著者名】/深山ちひろ【翻訳者名】

ハーレクイン（2019/02発売）

• ISBN：9784596583826

内容説明

あなたは生涯初めての、たったひとりの恋人だった。

社交界の宝石と讃えられるエレンには、人に言えない秘密があった。4年前、異国で出会った魅惑的な少佐と情熱の赴くままに結婚し、ある誤解により蜜月の余熱も冷めやらぬうちに逃げだしていたのだ。心に深い傷を抱え、素性を偽って生きるエレンと今や公爵となったマックス――互いに裏切られたと思いこんだまま、ふたりは田舎町の舞踏会で思いがけない再会を果たす。怒れるマックスが彼女の家に押しかけ、正式な離婚を言い渡したとき、ふいに現れた愛くるしい男の子がまじまじと彼を見つめた。自分と同じ緑の瞳を見たとたん、マックスはさらなる怒りにうち震えた。「僕の跡継ぎは屋敷に引き取る。一緒に来るかどうかは君しだいだ」

■母子で豪壮な館に移り住み、懸命に公爵夫人の務めに励むエレンでしたが、夫の態度は頑なでした。しかしそんなある日、最愛の息子ジェイミーの行方がわからなくなり……。壊れた恋の最後のかけらが真実の愛に昇華する、珠玉のシンデレラ・リージェンシーです！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ち～]

軍人マックスと富豪の娘エレンはエジプトで出会い結婚するが、戦局が変わりエレンだけ帰国を余儀なくされる。再会を約束するが、誤解が重なり憎しみあったまま音信不通に。４年後、亡き兄に代わり公爵となったマックスは偶然エレンと再会。離婚を申し渡そうとしたが、自分そっくりな少年を見て公爵夫人として迎える。自分の誤解を知り謝るエレンに対し、聞く耳持たずで全ての責任を彼女に押し付け、真相が明かされるまで冷たく接し続けたマックス。まぁネチネチネチネチしつこかった。「手紙が燃えていてもエレンを信じていた」どの口が言うとんねん

2020/06/15

[EDAMAME]

涙のシンデレラストーリー2作目 とてつもな〜く欲望に負けない我慢強〜いヒーローだな…と😓逃げられたのに傷つきすぎて気持ち認めるまで頑固で長かったぁ、ヒロインが可愛そうで😭気持ち認めてハッピーエンドから終わりまでのページが短いのなんのって😁やっつけでまとめた感じがすごいする。 騙されたと信じて逃亡する設定は前作と一緒。今回は子供が鍵🗝✨nice悪役👏

2019/04/24

[アクアマリン]

リージェンシー、エジプト旅行に行くヒロイン。そこで、出会った軍人さんと、結婚。ヒーローは、特殊任務で残り、ヒロインは帰国。誤解が、離れ離れ。ヒロインは、シングルマザーになりたくましく育てた。4年後に偶然再会。ヒーローは、子どもの存在を知り、激昂。ヒロインがかわいそう。子はかすがいというけれど。ヒーローは、裏切られたと思いこんでいる。義理の姉、酷かった。

2020/10/30

[R]

発売したばかりの本だったのか。サンプル読んだら続きが気になって買っちゃったよ。夫婦のじれじれ両片思い大好きだから面白く読めた。砂漠で出会った二人のスピード婚にはさすがに苦笑い。若いなぁ〜。ヒロインはいじらしくて我慢強くて有能。ヒーローの方も有能なんだろうけど、ヒロインに責任転嫁しすぎな気がした。ちょっと癇癪持ち？ヒロインを愛してるからこそなんだろうけど、だったら話を信じてあげてーって思った。ちょっと自分勝手だわ。あとイヤミ言い過ぎ。

2019/03/21