わたしが少女型ロボットだったころ

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わたしが少女型ロボットだったころ

  • 著者名:石川宏千花【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 偕成社(2019/02発売)
  • もうすぐ立春!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/30)
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  • ISBN:9784037272807

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内容説明

わたしは、ロボットだった。
人間じゃなくて、ロボットだった。
そのことを、わたしはすっかり忘れて生きてきた。
きっと、忘れたまま生活するようにプログラミングされていたんだと思う。
だけど、思い出してしまった。
本当に突然、ふっと。(本文より)

自分がロボットであると認識し、食べることをやめた少女と、彼女を理解しようとする少年。

ゆらぎ、見失いそうになる自分の形を見つけるための物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

78
ありのままとなること、そして、ありのままを受け入れること。喜怒哀楽。心があるのが喜びともなり、悲しみともなる。誤作動?初期化?記憶調整装置?いや、不変の家族の思い。だから優しくされるのではなく、(他者に)優しくしたい。新宿駅での涙が、主人公の転機を示唆したという感。心に向き合う。祖母に、いっちゃんに、そして恐らく母に。”再起動”!それどころじゃない人じゃなくなった!人が人であることの喜びと、人は支えあって生きていくことの意味を、再認識させてくれますね。2018/12/01

itico

64
中学3年生の多鶴は、ある日突然、自分がロボットだと気付いてしまった。同級生のまるちゃんは否定も笑いもせず、真剣に聴いてくれた。多鶴は真面目で優しい子なのだと思う。ずっと母親と二人で生きてきて、良い子過ぎたのだと思う。ロボットか人間かなんて関係なく、多鶴は多鶴として未来を歩いていってほしいな。すべてを受け入れてくれるまるちゃんが素敵だ。 2018/08/01

おかだ

59
読ませるYA作品。けっこう惹き込まれた。多鶴は自分が少女型ロボットだったことを思い出し、ロボットだから食べる必要がない、と気付く。これに対しての、同級生男子・まるちゃんの反応が見事です。こんな風に真剣に向き合ってくれる相手がいることは、もう人生にふたつとないような宝物だと思う。少女の摂食障害の物語。思春期の少年少女の一番の病巣は、大抵お母さんなのか。お母さんだってなぁ…お母さんだってなぁ…必死でやってんだよ!とお母さんの肩を持ちたくなる気もするんだぁ、最近。2019/07/02

☆よいこ

55
YA。中学の卒業式まぎわ、鈴木多鶴(すずきたづる)は自分が[少女型ロボット]として生まれ母に買われてきたことを思い出した。その日から食事をすることに意味を感じず、食べなくなった。母親はそんな多鶴を見て拒食症だと泣き、理解してくれない。唯一、幼馴染のまるちゃんだけが多鶴をそのまま受け入れてくれた。▽SFではなかった。拒食症の少女の物語。多感な時期の思い込みを[心の誤作動]で片付けられるのだろうかとモヤっとした。他人との距離感が難しい世界なんだろうな。住野よるじゃないよねぇとちょっと確認した。2018/09/23

ネギっ子gen

38
懐かしい香りがして、心が温かくなるお話。“それどころじゃない状態にあった”多鶴は、自分のことをいつも心配してくれるまるちゃんと二人で、【自分のことを、もっとちゃんと知ろう】と、“自分探し”の旅に出る――。<ママが30歳のときに産んだ娘ということになっている。パパは、いない。小さいころは、どうしてわたしにはパパがいないのか不思議だったけれど、いまならわかる。わたしがロボットだった>から。で、わたしはママに伝えたかった。<だってわたしロボットでしょ? ごはんなんて食べなくても、生きていけるんだよ>って……。⇒2021/12/04

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