イギリスから見れば日本は桃源郷に一番近い国

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イギリスから見れば日本は桃源郷に一番近い国

  • 著者名:信夫梨花
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  • 主婦の友社(2019/02発売)
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  • ISBN:9784072984710

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内容説明

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イギリスの矛盾と秘密だらけの政治、家庭と教育の崩壊、エネルギー危機、スコットランド独立騒ぎ。

そんな国から見れば、日本こそ世界一安定した桃源郷だ。ベストセラー『日本はイギリスより50年進んでいる』第2弾

●著者から読者へのメッセージ



「『日本は桃源郷に一番近い』と言ったのは、19世紀英国の詩人アーノルド卿でした。

私自身、日本に住んでいた時は日本社会の様々な様相に批判的でした。

しかし今、イギリスに14年暮らしてみると、

アーノルド卿の言葉がなんのためらいもなくすんなりと入ってきます。

前著『日本はイギリスより50年進んでいる』では、生活に密着した立場から、それらを列挙しました。

今回の本ではマクロな視点から、日本とイギリスの政治、経済、社会、教育に切り込み、

日本人自身がマイナスであると考えていることが、イギリスから見れば必ずしもそうではないこと、

そこに日本人も気づいていない、新たな意味や価値を探ってみたいと思います」。



目次

■第1章=日本は桃源郷に一番近い国…勤勉・努力型の国民

■第2章=イギリスも認めた日本の学校教育の「成功」

■第3章=フェミニズムは幸福を約束するのか。日本女性はイギリス女性より幸せ

■第4章=矛盾と秘密が嫌いな日本、矛盾と秘密だらけのイギリス

■第5章=アングロサクソンの罪に問われている日本。その典型が捕鯨問題

■第6章=イギリスの未来を担うのはどこの国か。注目されている日本の原発技術

●コラム=分断国家イギリス…スコットランド独立問題

信夫 梨花(しのぶ りか): 大阪府生まれ。大阪府立大学総合科学部卒業。

京都大学大学院を経て、米ウィスコンシン大学マジソン校修士課程修了(教育政策研究・比較教育学専攻)。

修士論文のテーマは「イギリス・サッチャー政権の教育政策」。

東京で国際交流基金勤務の後、99年、渡英。

以来、ロンドンを拠点に日本のメディア向けの様々な取材や執筆活動などを行う。

ヴァージン・アトランティック航空のサイト内「RICAのロンドン日記 私の好きなイギリス」の人気ブロガー。

著書に『日本はイギリスより50年進んでいる』。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

長島芳明 

3
前作よりも内容が濃くなっている。今作はイギリスのコアな部分に触れているので、イギリスの歴史をよく知らないと頭に入らない部分が何箇所かあった。固有名詞が出だ時、その注釈があれば良かったかもしれない。とにかく説明の順番がうまい。2017/10/15

うじ

3
イギリスは植民地で酷いことをしてたんだなぁ。他にも鯨の肉を中世イングランド国王たちが食べていたとは!よくも反捕鯨を言えたものだ。2016/04/03

Yuuki Yamaguchi

2
かつてイギリスはEUの病人と呼ばれる程,経済が悪化していた.その当時日本では奇跡的な経済成長を遂げていた. イギリスでは行き過ぎたストによる工場の停止や,公共機関が機能停止になる事が頻発していた.また,自動車産業は風前の灯火となっており,政府からの援助に頼っている状況が続いていた. そんなときサッチャーは日本の日産自動車をイギリスに誘致することで規律ある精神を立て直す起爆剤として使った.2017/12/16

yyrn

2
イギリスについて学び、その後長くイギリスで暮らして感じる庶民の労働観や教育や政治などの国家の本質に関する数々の問題点をていねいに解説しており、単なるヨイショ本ではない。これを読むと、大英帝国、産業革命、英国紳士、アヘン戦争、ゆりかごから墓場まで、英国病、IRA、ビートルズなどがイギリスに現れたことが必然に思われてくる。どんな国にも良い点もあれば悪い点もあるという、そんな当たり前のことを思い出させてくれる本だ。イギリスに何となく憧れを感じている人は一度読むと良いと思う。2014/12/29

たまのゆういち

2
イギリスの各種社会問題については時々噂くらいは聞いてたが、纏まったレポートを読む機会はほとんどないので、正直呆れるやらため息が出るやら。イギリスどうなっちゃうの? 他国ながらイギリスの国際的ポジションを考えると不安になってくる。2014/12/13

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