ＧＲＥＡＴ ＢＯＳＳ（グレートボス） ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

著者名：キム・スコット【著】/関美和【訳】

東洋経済新報社（2019/03発売）

• ISBN：9784492046418

内容説明

世界一人材競争の厳しいシリコンバレーでは、
「いい人」でも「命令」でも人を動かすことはできない。
キーワードは「徹底的なホンネ（ラディカル・キャンダー」だ！

「うまくアドバイス＆指導ができない」
「部下が辞めていく＆育たない」
「会議が静かで意見が出てこない」
「多忙すぎて心身共にヘトヘト」　　etc
すべてのリーダーの悩みを解決！

部下のパフォーマンスと成長を最大限に引き出し、
最高のチームと職場にする究極の「ホンネ」メソッドを公開！



アップルやグーグルの管理職研修プログラムを手がけ、
名だたるＩＴ企業のＣＥＯのコーチに迎えられた
シリコンバレーのカリスマによる最強の上司マニュアルが本邦初公開。

目次

まえがき

ＰＡＲＴ１　最高の職場を作る新しいマネジメント手法

ＣＨＡＰＴＥＲ１「徹底的なホンネ」の関係を築く　　――職場であなたのすべてを見せる
ＣＨＡＰＴＥＲ２「徹底的なホンネ」のフレームワーク　――開かれたコミュニケーションの文化を作る
ＣＨＡＰＴＥＲ３「成長管理」のフレームワーク　――部下のやる気の源を理解し、夢の実現を手助けする
ＣＨＡＰＴＥＲ４「ＧＳＤサイクル」　――命令をせずに結果を生み出すフレームワーク


ＰＡＲＴ２　ツールとテクニック

ＣＨＡＰＴＥＲ５　部下と信頼関係を構築するテクニック　――自分を犠牲にしないで良い職場を作る
ＣＨＡＰＴＥＲ６　フィードバック文化の作り方　――批判と賞賛を与え、受け取り、奨励する
ＣＨＡＰＴＥＲ７　「成長管理」の実践　――退屈させず、燃え尽きさせないテクニック
ＣＨＡＰＴＥＲ８　「ＧＳＤサイクル」で結果を出す「ミーティング」のコツ　――　一緒に仕事を成し遂げるためにできること

さあ、はじめよう
謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kiyoshi Utsugi]

原題は「RADICAL CANDOR:Be a Kick-Ass Boss Without Losing Your Humanity」で、著者は女性ということを知って、ちょっとびっくり。 本書は以下の二部構成になってます 第一部　最高の職場を作る新しいマネジメント手法 著者がこれまでの経験から作り上げてきた「徹底的なホンネ」のフレームワークを解説 第二部　ツールとテクニック 第一部で紹介されたフレームワークを実践するためのツールとテクニックを紹介 話題になるだけあって面白かったです。

2021/03/07

[はるき]

　率直な意見とその後のフォローを合わせれるのが良いフィードバック。言いたいことだけ言うのはダメ、罵倒は言語道断。反対に必要なことを言わないのも無責任。成程、しっくりきます。

2020/07/01

[もくたつ（目標達成）]

アップルでよい管理職になるための方法について講義しているキムが良いチームの作り方、部下との関わり方を説く。自身や周囲の体験談を交えながら、ミーティングの仕方、部下からの反論の引き出し方など多角的に管理職の望ましい姿を解く。参考になる箇所に付箋を付けていたら、参考になる箇所がありすぎて、付箋を一つ使い切ってしまった。

2020/03/15

[ルーン]

部下との信頼関係を深めるには「徹底的なホンネ」の関係を気づく必要がある。「徹底的なホンネ」の関係は、相手を「心から気にかけること」、「言いにくいことをズバリと言う」時に築かれる。簡単なようで、難しい。

2019/05/13

[Ryo Nishimura]

部下、チームの関係を良くするためには「徹底的な本音」すなわち相手のことを思った嘘のないフィードバックが必要、という話。 確かに過剰な配慮をすることで、かえってお互いのためにならなくなっているシーンはあるな、と思った。より具体的な行動について、相手に寄り添って、聞く姿勢を持った上で伝えてみることは大事だなぁ

2022/11/21