内容説明
87年にデビュー以降、日本競馬の歴史と記録を塗り替え続けている勝負師の著書が待望の文庫化。大舞台での想像もできないようなプレッシャーに打ち勝つための考え方から名馬との思い出まで。名手のすべてがわかる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomomi Yazaki
8
武豊。いつも涼しく穏やかな表情だが、その心の中はうって変わって闘志の炎が脈々と息づいている。そんな彼の記憶に残るのは、オグリキャップのラストランに騎乗したことだとか。それはそのまま競馬ファンの思い出の一番に他ならない。そして悔いが残る痛恨の騎乗は彼のデビュー戦。後続の騎手の落馬に動揺し、馬へのサインのタイミングがずれ、勝ちを逃した。このレースで自身の甘さに気づいたそうだ。最初のレースでそれに気づくとは空恐ろしい。そんな彼も50の声を聞く。それでも彼は、まだまだ果敢な挑戦を続けるに違いない。武豊として。2018/12/26
にく18
4
武豊さんには尊敬しかないわ。才能はもちろんあるのだろうけど、努力を惜しまないところが、本当にすごい。この本はそんな豊さんが、あのレースの時にこんなこと考えてた、あの馬はこんな馬、なんてことをサラリと明かしてくれてます。懐かしい馬がいっぱい、と思ったら、五年前の本の文庫化なのね。また豊さんにはこういう本出してほしいです。2018/09/29
Tomotaka Nakamura
2
武豊の凄いところは、自分自身がレジェンド武豊であることを自覚しているところ。ほとんどの人はその自覚から慢心し、身をもち崩す。ユタカはそれがないのが本当に凄いんだ。2018/10/10
李奇人(り・きじん)/アニメイト廃人
2
読了。ユタカさんはすげぇなぁ2018/10/07
KBOSN
1
武豊の魅力に改めて気付かされる本。不調な時も望みが薄い時も前向きに、ひたむきに勝利を目指して騎乗する姿勢に感化される。2019/05/07




