「秋田のターシャ」と呼ばれて

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「秋田のターシャ」と呼ばれて

  • 著者名:佐々木利子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 主婦と生活社(2019/02発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391151961

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内容説明

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鳥海山の麓、秋田県にかほ市の小さな集落にあるイングリッシュガーデン。
強い意志を持たないとたどり着けない場所ながら、全国から訪れる人が絶えない名物庭園です。
荒れた竹藪をひとりで開墾し、美しく生まれ変わらせたのが佐々木利子さん。
夢を叶える不屈の精神と花を愛し育てるグリーンフィンガーを持ち、
訪れる人の心を解きほぐす飾り気のない人柄。
いつしか「秋田のターシャ」と呼ばれるようになりました。
けれど、その強さと明るさの裏には厳しい人生の試練がありました。
本書はそんな佐々木さんの暮らしの歳時記。美しい庭の四季を1年かけて撮り下ろしました。

【目次】
ここは意志を持たないと辿り着けない隠れた花園

●思いが強ければ願いは叶う
 秋田のターシャと呼ばれて/自分が生きるためにつくった庭/たったひとりで竹藪を開墾
 畑にも花を植えた/転機となったフランス農家民泊研修
◯早春から夏
 庭の手入れ/山の畑/花案内 
 ◎4月…球根類が咲き乱れ春の訪れを喜ぶ
 ◎5月…新緑の頃。可憐な小花を見つける
 ◎6月…バラやシャクヤク。絢爛豪華な花たちの饗宴
 ◎7月…緑が深まり、ハーブの香りに包まれる
●鳥海山の麓で生まれ大きくなった
 実家を離れ、育ての親と過ごした幼い頃/オニヤンマと父の死、生きる気力を失くした夏
 父の一周忌直後に倒れた母と妹の死/憧れは「大草原の小さな家」の暮らし
 最初は妹のため、いまは自分のため/ターシャ・テューダーを知らなかったのに
●「ターシャの庭」がつなぐ縁
 訪れた人の言葉がつまったノートが宝もの/「癒される」と言ってくれる人に力をもらって
 花の声を聴いてつくる庭
◯秋から冬
 ◎11月…草木を刈り込み冬に備える
 いちじく三昧/花案内
 ◎1月…薪ストーブの前で、手仕事に精を出す
 冬の手仕事/みつろうキャンドルをつくる
●村おこし「千年の村大竹」
 鳥海山大噴火によって生まれた奇景/自分で調べた「大竹千年の歴史」
 そして、道端に花が増えた

〈秋田にかほ市ガイド〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

146
今日もまた咲いてくれたのね🌼約500種の花が咲き誇る悲しみから生まれた「秋田のターシャの庭、タイムの家」…ひとつひとつの花と会話しながら手入れすると、些細な変化にこころが躍り、香りにやすらぐ。いつも表情が違って、どの季節も大好き。庭仕事の8割は草取りだけど時を忘れられる。季節ごと定点からの写真は、可憐な花とともに移り変わりを感じさせる。この庭に立ち寄る人は、癒され笑顔で帰っていく。真っ白な冬の世界から、待ちわびた彩りの春へ。今年も咲いてくれてありがとう。早春から初夏、1年で最も華やかな季節が訪れます🌼2021/03/31

シナモン

137
庭、ガーデニングの本ってたくさんあるけど、この本は「秋田の」ってとこが良かった。雪国に住んでる私には月毎の庭の手入れ作業の内容とかとても参考になった。過酷な経験をされた著者の言葉にも心打たれた。「命も花も永遠ではない。だから今なんだよ」「花が咲いて庭がきれいになるまで目に見えない仕事がいっぱいあるわけよね。でもそれも全部必要な仕事。雑用って仕事はひとつもない」庭がまだ雪に閉ざされてる今、読めて良かった。春になったら私もがんばろう。いつかガーデンカフェ「time」にも行ってみたい。2022/02/27

雪紫

42
普段は行けないにかほにこんな場所があったなんて・・・。綺麗な庭の経緯となる信念や過去の想いに心を打たれる。いつか、行ってみたい。2021/03/06

くろにゃんこ

29
数々の悲しい出来事を乗り越えて作り上げた素敵な庭園。日本にもこんな素敵な場所があったなんて!!ランチも美味しそうです。国内…でも遠い…(-_-)2021/04/17

まりこ

23
秋田のターシャと呼ばれて✼大草原の小さな家が憧れ。同世代でしょうか。3人の子供を残して亡くなった妹さんの事を考えると絶対に無駄に生きられない。妹さんの死が原動力になったそうです。人はひとりでは生きられない。【よどみない生命を生きたい。】このイングリッシュガーデンも百宅集落と同じ鳥海山の麓にあるそうです。秋田に住みながら全く知りませんでした。秋田って素晴らしい。2019/05/06

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