内容説明
パリのテーラーでお針子見習いとして働くカミーユ・ドンシューは、ある日、新進画家から「モデルになってほしい」と請われる。彼は後に大作『印象・日の出』を描き、「印象派」の創始者とも呼ばれる、若き日のオスカル=クロード・モネであった。若き二人は惹かれ合い、やがて愛し合うようになるが、そんな二人を運命の荒波が呑みこもうとしていた……第二帝政、普仏戦争、パリ・コミューンと続くフランス激動の時代を背景に、画家・モネを愛し、支えつづけた、一人の女性の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てらこ
1
印象派の巨匠、クロード・モネの妻カミーユの生涯にスポットライトを当てた一冊。カミーユについて残る記録はほとんどなく、カミーユをモデルに描かれた絵と、資料をもとに、史実とフィクションを織り交ぜて物語は進みます。モネとモネの絵を愛したカミーユの、女性としての苦悩に感情移入しすぎて終盤は号泣でした。今まで絵を見ても「キレイだなー」と思うだけでしたが、見方が変わりそう。美術館に行きたくなりました。2019/01/20
maibebi
0
本屋さんで表紙に惹かれて手にとった本。どこまでがフィクションなのかわからないけど、モネの妻を中心に、モネや関わりのあった著名な芸術家たちの人生が描かれている。2020/05/10
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