葡萄酒の戦略―ワインはいかに世界を席巻するか

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葡萄酒の戦略―ワインはいかに世界を席巻するか

  • 著者名:前田琢磨【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 東洋経済新報社(2019/02発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492043974

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内容説明

なぜフランスワインが世界一か? 第三世界の差別化戦略とその落とし穴は? 後発の日本がとった手段、バリューワインの最新動向は? ワインの知識を身に付けながら、戦略の真髄を学べるお得な1冊。 書籍刊行後の日本ワインについて詳説した電子書籍オリジナル特典も収録!

目次

まえがき(電子書籍化にあたり)
はじめに
[第I部] 戦略編
第1章 ワイン造りの思想
第2章 なぜ「セパージュ主義」が拡大するのか
第3章 「セパージュ主義国」の戦略
第4章 「セパージュ主義」ビジネス──[考察]ロバート・モンダヴィ
[第II部] 歴史編
第5章 ワインの価値と技術──ギリシャ~ローマ時代
第6章 ワインの産地と市場の拡大──ガロ・ロマン時代~中世
第7章 ワイン造りを支える科学の登場──中世~現在
[第III部] 止揚編
第8章 ワイン造りの時代の転換点
おわりに
参考資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

21
ワイン好きは外せない一冊。江川卓氏の本と横並び。自分では語れないが、ワインの話が出た時の、本のソムリエとしての一冊。暫く手に取っていなかったのですが、オーディオブックが出たと聞き、お試し。初めて聞きましたが、オーディオブックとはこんな感じだったのですね。 https://audiobook.jp/product/260974

がっち

7
ビジネス書とか、マーケティングの本ではない。ワインにますます興味湧く本であった。主な内容としては産地主義のテロワールと品種主義のセパージュのお話。自分はワインのこと詳しくなかったしあまり飲まないのだが、その覇権争いはすごいおもしろいストーリーであった。A2011/02/03

於千代

2
テロワール主義とセパージュ主義の対比で整理するのは非常にわかりやすく、アメリカがセパージュ主義でフランスを追い抜くというのは興味深い。ワインの歴史部分では、古代ローマでトウモロコシ畑が云々という部分があったのが残念。古代ローマでトウモロコシが栽培されていたら、現在の歴史認識は大きく変わってしまう。枝葉末節かもしれないが、他の部分も本当に正しいのか?と思ってしまった。2024/11/06

かなかな

2
2022年11月18日㈮audiobook読了。 セパージュ主義とテロワール主義。 フランスを六角形に分けて理解するところは復習したいです。 歴史地理科学考え方、ワインを通して興味深く学べます。2022/11/18

zico

2
ワインにおける既存勢力(仏等のテロワール主義)vs新興勢力(米等のセパージュ主義)の覇権争いがよくわかる本。Opus Oneの成り立ちや、新世界のワインが何故 品種を明記しているのか?等 ワインを飲む際に楽しみが広がります。個人的には品種やワインの説明が結構充実している新世界のワインに親近感が沸くとともに、土着のブドウを多々使用しているイタリアワインが好きです。2011/08/13

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