Docker実践ガイド 第2版

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Docker実践ガイド 第2版

  • 著者名:古賀政純
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • インプレス(2019/02発売)
  • ポイント 38pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295005520

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

 本書では、技術者だけでなく、IT基盤の方向性の検討や戦略の立案、意思決定を行う立場の方が、導入前の検討を実践できる内容を盛り込みました。具体的には、コンテナの特徴、導入時の検討項目、注意点などのチェックリストを設け、システム構成例などを解説図にまとめ、要点を把握しやすいようにしました。また、大規模データセンター向けのコンテナ基盤構築の経験がない技術者でも、その基礎を理解できるよう、Dockerのインストール手順、使用法などを具体的に記載しています。
 また、今回出版される第2版では、新たに商用版Docker EEの検討項目、構築手順、使用法、セキュリティ管理手法の掲載に加え、Dockerを取り巻くエコシステムについて、2019年時点での最先端のトピックを取り上げました。内容の詳細は目次を参照していただきたいのですが、コンテナの連携を行うDocker Compose、クラスタ化を実現するDocker Swarm、コンテナ向けの仮想化基盤を構築するDocker Machine、GUI管理ツール、CRIUを使ったライブマイグレーション、コンテナ専用OSのCoreOSとRancher OS、コンテナ基盤におけるネットワーキング、周辺機器の使用例、インターネットに接続しない社内コンテナ環境の構築、そして、複数コンテナによるオーケストレーションを実現する人気のKubernetesなどの解説を網羅しています。

目次

表紙
商標
はじめに
本書が想定する読者対象/本書の構成
本書の表記
1-1 Docker の誕生
1-2 Docker のもたらす環境
1-3 新たな IT インフラへの移行
1-4 Docker に向くシステム、向かないシステム/1-5 Docker の課題
1-6 Docker コンテナのアーキテクチャ
1-7 名前空間とは?
1-8 まとめ
2-1 検討項目の洗い出し
2-2 Docker を稼働させる OS の選択要件
2-3 サーバー OS vs. コンテナ専用 OS/2-4 Docker のエディション
2-5 まとめ
3-1 物理サーバーの CPU に関する留意点
3-2 メモリおよびディスクに関する留意点
3-3 Docker ホストとしてのCentOS 7.x のインストール
3-4 Docker 利用のためのパーティショニング例
3-5 Docker CE のインストール
3-6 Docker の基本操作/3-7 Docker の各種コンポーネント
3-8 Docker イメージとコンテナ
3-9 systemd に対応したコンテナの利用
3-10 Upstart に対応したコンテナの利用
3-11 ホスト OS から Docker コンテナへのディレクトリ提供
3-12 Docker におけるデータ専用コンテナ
3-13 イメージのインポートとエクスポート
3-14 Docker イメージのセーブとロード
3-15 リソース使用状況の確認
3-16 まとめ
4-1 Dockerfile を使ったイメージの作成
4-2 Dockerfile にプロキシサーバーの情報を入れない方法
4-3 ホスト OS からDocker イメージへのファイルコピー
4-4 Dockerfile におけるコマンドの自動実行
4-5 CMD 命令と ENTRYPOINT 命令の関係
4-6 Docker コンテナによる Web サイトの構築
4-7 Dockerfile の利用指針
4-8 まとめ
5-1 ホスト OS 上でのコンテナ間の通信
5-2 複数の物理ホスト OS で稼働する Docker コンテナ同士の通信
5-3 Docker Swarm 環境にけるフラットネットワークの構築
5-4 複数サービスの一括管理
5-5 まとめ
6-1 Docker における CPU 資源管理
6-2 メモリ容量の制限
6-3 ディスク I/O 帯域幅の制限
6-4 GUI アプリケーション用コンテナ
6-5 コンテナでの DVD の利用
6-6 コンテナでのサウンドプレイヤの利用
6-7 コンテナでの Web カメラの利用
6-8 まとめ
7-1 Docker Compose とは?
7-2 Docker Machine によるDocker ホストの構築
7-3 Docker イメージの社内配信、集中管理
7-4 Docker における GUI 管理
7-5 GUI ベースのコンテナ管理ツール
7-6 CRIU によるコンテナのライブマイグレーション
7-7 まとめ
8-1 コンテナ専用 OS の必要性/8-2 CoreOS
8-3 RancherOS
8-4 まとめ
9-1 Docker EE の特徴
9-2 UCP を使ったコンテナの配備
9-3 DTR を使った Docker イメージの脆弱性チェック
9-4 まとめ
10-1 Kubernetes、etcd、flannel とは?
10-2 Pod
10-3 コンテナによる冗長システム
10-4 永続的ストレージを使うブログサイトの構築
10-5 Kubernetes の GUI
10-6 まとめ
付録 A docker コマンドと使用例
付録 B Dockerfile の命令一覧
付録 C Docker Swarm のコマンド一覧
付録 D Docker Compose のコマンド一覧
付録 E Docker Machine のコマンド一覧
索引
著者紹介
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおとろ|内省的ストーリーテラー

3
☆☆☆☆ 読んだというより、わからないときに調べる程度に読むマニュアル的な感じ。「調べたらアウトプットする」ように心がけないと身につかないので、必ず行動するように心がけている。2019/11/11

Mariyudu

1
Docker も開発環境の構築用程度に使ってた頃はネット記事のつまみ食い学習でなんとかしてたけど、サービス運用やオーケストレーションを視野に入れた頃からキャッチアップが厳しくなってきた感があるので、その教科書として。読後に判ったのは、常々悩んでいた「設定の定石」的なものが未だ確立された訳でなく、今もって発展途上な技術なのだなぁと。それにこの頁数でも解説が結構な駆け足になってしまっているあたり、奥の深さがハンパない。2019/08/04

にゃーごん

0
ネット上の情報では全体像を把握するのに限界を感じたので、辞書的に使える書籍を探索中。本書は、ある程度の知識があって、タイトルにもあるとおり「実践」する人向けかな。頑張って読み進めていけばぼやっとは分かるけど、まったくの初心者にはとっつきにくい。もうちょっと簡単な本で基礎を固めることにする。2020/07/11

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